日本のものづくりの心を伝統的な意匠とともに世界に発信するセイコー プレザージュより、クラフツマンシップシリーズ・漆ダイヤルの新作が2000本の数量限定で登場(品番:SARD015、22万円、消費税込)。珍しい緑色の漆で再現したのは、古都・金沢の夏を瑞々しく彩る苔庭の情景です。

漆芸家・田村一舟の高い審美眼の下、古都・金沢の夏をダイヤルに再現

 1世紀を超える腕時計づくりの伝統を継承し、その技術を日本の美意識とともに世界に発信するセイコー プレザージュ。なかでもクラフツマンシップ・シリーズは、日本が誇る伝統工芸や宝飾品の巧みな製造技術をダイヤルに生かしたものとして、国内外で高い人気を集めるコレクションだ。

 今回登場した「漆ダイヤル限定モデル」は、しっとりと艶やかな表情が魅力の漆ダイヤルモデル最新作。監修したのはこれまでも数々のレギュラーモデル、限定モデルにおいて熟練の技を披露、手にする人を魅了してきた金沢在住の漆芸家・田村一舟氏。モチーフにしているのは、田村氏自身が生活の場としている、古都・金沢の夏ならではの情景だ。

●珍しい緑色の漆ダイヤルに金色の弧を描き、苔むす庭の幻想的な情景を映す

 まずは、おそらく多くの人の心をつかむであろう深い緑色のダイヤルに注目したい。一般的に漆といえば、黒や朱、あるいは溜などが思い浮かぶ。緑色の漆器はアンティークなどでわずかに見られるものの、現代においてはかなり珍しくなった。ただ日本の伝統色に「青漆(せいしつ)」という色があることからも、古来緑色の漆は生活のさまざまな場面で使われていたことが想像できる。

 この緑色を使って田村氏が新たに挑んだのは、金沢という風土と文化が生み出す夏の情景をダイヤルに再現すること。雨の多い金沢の夏、しっとりと濡れて鮮やかさを増した苔庭の美しさを緑色の漆ダイヤルに表現。ディテールに配された差し色のゴールドは、苔庭に降り注ぐ夏の木漏れ日を表現しているが、雨上がりに射す陽光の輝きを思う人もいれば、静けさのなかに潜む幻想的な蛍のまたたきを思う人もいるだろう。

インデックスは細く長いバーインデックス、短針にはスペード針を用いて時刻の判読性を向上。シースルーバック仕様となった裏ぶたには、限定モデルの証として「Limited Edition」の文字、それに0001/2000〜2000/2000のシリアルナンバーが刻まれる。従来の漆シリーズの中ではトレンド感を感じさせる個性的なカラーだが、漆ならではの上質感は和装にもよく似合う。夏の手元にぜひ添えてみたい1本だ。

●製品仕様
■セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル限定モデル
品番:SARD015
価格(消費税込):22万円
ケース径:40.5mm
ケース厚:12.8mm
ケース:ステンレススティール
ストラップ:牛皮革(バッファロー)
ダイヤル:漆
ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
ムーブメント:メカニカルムーブメント キャリバー6R24
駆動時間:パワーリザーブ約45時間
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)
販売数:2000本限定(うち国内500本)
発売日:7月8日