フォルクスワーゲンは、初のセダンモデル「ID.エアロ」コンセプトを世界初公開しました。現在はコンセプトモデルですが、2023年には欧州や中国、米国市場で市販される予定です。

航続可能距離は620kmの4ドアセダンEV

 独フォルクスワーゲン(VW)は2022年6月22日、VWのバッテリーEV(BEV)「ID.シリーズ」として初のセダンタイプのコンセプトモデル「ID.AERO(ID.エアロ)」を世界初公開しました。

 中国でワールドプレミアされたID.エアロは、VW初のグローバルなBEVセダンのコンセプトカーです。セダンといってもスタイリッシュで先進的なエアロダイナミクスデザインにより、空気抵抗係数(Cd値)は0.23と抑えられています。ルーフはクーペスタイルで、後方に向かってなだらかに傾斜しています。

 ボディカラーには「ポーラーライトブルーメタリック」を採用。これは、光の加減で金色に光り輝く塗装となっています。

 プラットフォームはVWの「MEB」を採用。全長はおよそ5mで、短いオーバーハングと長いホイールベースを生かし、広々とした室内空間を実現しています。

 また77kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。WLTP航続可能距離は620kmを実現しているといいます。

 現在ID.エアロはコンセプトカーですが、2023年後半に中国で発売される予定です。また2023年に独エムデンで欧州向けバージョンの生産を開始する予定といいます。

 VW乗用車部門のCEO、ラルフ・ブランドシュテッター氏は「ID.エアロ コンセプトカーで、我々はID.ファミリーの次のメンバーのプレビューを公開します。エモーショナルでありながら極めてエアロダイナミックなデザイン、600kmを超える航続距離、広大な車内スペース、プレミアムなインテリアを備えたモデルです。

 私たちは『ACCELERATE』戦略に基づき、VWモデルラインナップの電動化を強力に推進しています。このモデルはID.4につづき、欧州や中国、米国向けのグローバルカーとなる予定です」とコメントしています。