ブライトリングから、1960年代の名品を現代的な感覚で解釈した新たな「スーパーオーシャン」が登場しました。ディティールの随所にまとわせたレトロな空気と、色鮮やかなカラーパレットの彩りが実に新鮮。プロサーファー、ケリー・スレーターとのコラボによる限定モデルも注目です。

ダイビング黎明期に生まれたヘリテージモデルを現代的な感覚のもとで再解釈

 ブランド初期に築き上げた航空時計メーカーとしての礎のイメージもあり、“空を制する時計”という印象を持つ人の多いブライトリングだが、海との相性も決して負けてはいない。ブランド初のダイバーズウォッチが登場したのは1957年。さらにその後1960年半ばに登場したのが、海中でのさらなる実用性向上を狙って開発された「スーパーオーシャン スローモーション」だ。

 水中で最も大切なのは潜水時間を瞬時に正確に読み取ることーー

 そう考えた3代目ウィリー・ブライトリングは、潜水時間の読み取りに小さなミニッツレコーダーではなく、メインのクロノグラフ針を使用するという大胆なアイデアを思いつく。これによって誕生したのが、1時間かけて1回転するクロノグラフ針を持つ、ユニークなクロノグラフキャリバーを備えた“スーパーオーシャン スローモーション”だ。

 四角のポインターを備えたクロノグラフ針、夜光塗料を施したシンプルなアワーマーカーの外側にはくっきりと見やすいミニッツスケールが刻まれており、潜水中の時間の経過を瞬時にとらえられるようになっている。

 今回リリースされた「スーパーオーシャン」の新しいコレクションは、そんな60年代リリースの「スーパーオーシャン スローモーション」のデザインをベースとしながら、現代を生きるユーザーのニーズに配慮して再解釈したもの。

豊富に揃ったサイズと素材、カラーリング。サーフレジェンドとのコラボモデルにも注目

 コレクションは大きく46、44、42、36mmの4サイズに大別され、ケースのバリエーションもスチール、スチール&ゴールド、ブロンズと、それぞれダイヤルカラーやサイズにあった3種類をラインナップする。またストラップは目的やシーンに合わせて選べるよう、装着性の高いラバーベルトとデザインを一新した3列メタルブレスレットの2種類が用意されている。

 日常生活に必須の秒針はもちろん復活しているが、分針に備えたポインター、太く短くデザインされたインデックス、清潔感漂うコントラストの効いたミニッツスケール、ベゼル12時位置に配置されたドットなど、「スローモーション」らしいディティールを随所に残すのが大きな特徴だ。

 またご覧の通り、鮮やかなカラーパレットで彩られたダイヤルも大きな魅力。レトロなデザインにトレンド感のあるターコイズブルーやオレンジを違和感なく組み合わせるセンスには脱帽だ。

 特に大人の男性が身につけるなら、46mmモデル、44mmモデルに登場のブロンズバージョン(44mm 69万3000円、42mm 68万2000円)がおすすめ。ケースには耐腐食性に優れた特殊合金を用いているが、使い込むうちに表面に浮かぶパティーナ(緑青)からは経年による味わいの変化を楽しむこともできる。渋みのあるダイヤルとベルトのカラーも好相性。

 また海を愛する人なら、ケリー・スレーター特別モデル「スーパーオーシャン オートマチック 42 ケリー・スレーター リミテッド エディション」(60万5000円)も要チェック。オレンジ×グリーンという配色はスレーターの実父がサーフ中に身につけていた時計からインスピレーションを得たもので、彼自身もサーフボードの彩色にあたり好んで配色するとのエピソードも。ノスタルジックな中にもタイムレスな魅力を放つ1000本限定の特別モデル。

●製品仕様
■ブライトリング スーパーオーシャン オートマチック
価格(消費税込):56万1000円〜82万5000円
ケース径:46、44、42、36mm
ケース:ステンレススチール、ステンレススチール&18Kレッドゴールド、ブロンズ
ストラップ:ラバーまたは3連メタルブレスレット
ガラス:ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル
ムーブメント:自動巻き ブライトリング キャリバー 17
駆動時間:約38時間パワーリザーブ
防水性能:300m防水