クラブ選びもゴルフの楽しみのひとつ。でも、選んだクラブが合わなかったら楽しくないし、スコアもよくならない。1セット・14本、すべてのクラブを悩まず、絶対に後悔しない選び方をギアのご意見番たちが明答!

そのクラブの見方や感じ方に、必ず「そうなの!?」と驚いたり「へ〜」と感心するはずだ。

Q38 粘る、叩ける、走る、弾く、って何?

特徴の説明で、○○系と表現することがあるが、どう解釈すればいいの?

A そのシャフトを説明するうえでの「ニュアンス」的な言葉

シャフトが「叩ける」「走る」ってどういうこと?ギアの専門家が徹底解説!

フィーリングをわかりやすく伝えるためのいい方です。手元剛性の高いシャフトは「走る=スピードが上がる」、先端剛性の高いシャフトは「粘る、叩ける」と表現することが多いですね(鹿又)

Q39 FWのシャフトはドライバーと同じか似たシャフトがいい?

シャフトが「叩ける」「走る」ってどういうこと?ギアの専門家が徹底解説!

大手シャフトメーカーからさまざまなFW・UT専用シャフトが発売されている。求める球筋が打ちやすく、軽量タイプなど重量帯もいろいろ選べる

A 「専用シャフト」のほうがオススメ

プロの場合、FWはドライバーと同じか変えても重量だけという人が多い。ドライバーとFWを同じスイングで打つことができるので、シンプルな選び方なのですが、アマチュアの場合、コスト度外視ならシャフトメーカーの「専用シャフト」を挿してみましょう。

より球を高く上げやすく、つかまりもよくなるモデルがそろっている。ドライバーは飛距離性能の高いシャフトにして、FW・UTは動きを抑えるシャフトにするのもオススメです(石井)

A カットするなら両端を切る

ドライバーと同じシャフトにする場合「切る」という作業が必要になるが片方だけを切るのはダメ。5.5インチのシャフトを3W・43インチにするなら「チップ側を0.5から1インチ、バッド側を1.5から2インチ」と、両方を切る。切るとそのぶんシャフト重量は軽くなるが許容範囲の重量差。軽いと感じるならヘッドに鉛を貼る。スイングバランスも増やせます(今田)

「粘って」安心して「ぶっ叩ける」からパワーを最大限にヘッドに”リンク“させる!

シャフトが「叩ける」「走る」ってどういうこと?ギアの専門家が徹底解説!
UST マミヤ LIN-Q(リンク) ブルーEX
●フレックス/50g台:R、SR、S、SX、X、60g台:SR、S、SX、X、70g台:S、X●長さ/46インチ●重・トルク/67g・2.9度(6・フレックスS)●中元調子●価格/5万5000円 ※10月6日発売予定

○○系のなかの「粘る」「叩ける」の話題作を紹介。PGAツアーで実績ある「リンク」が満を持して10月に発売される。スムーズな切り返しからシャフトが粘り、飛ばしに不可欠な”タメ“を安定して作り出す。インパクトにかけてのヨコ方向のブレも抑える性能は、方向性のよさも気にするアスリートゴルファーやハードヒッターが求めるポイント。一般的なゴルファーも今まで以上に安心してぶっ叩けて、低スピンで直進性の高い弾道での飛距離アップが叶う。

独自の技術「Qプライコアテクノロジー」を手元部に採用

シャフトが「叩ける」「走る」ってどういうこと?ギアの専門家が徹底解説!

ゴルファーの潜在能力を余すことなく引き出す性能を実現したのがUSTマミヤ独自の最新技術「Qプライコアテクノロジー」だ。しなり感を残しつつ、切り返しでのつぶれを制御することによりスイング中のエネルギーを増幅。

さらにフルレングスに「トレカ®T1100G」を採用することでロートルク化とシャープな振り感でインパクトを迎えることが可能に。そして、先端部の「トレカ®M40X」によりぶ厚いインパクトをもたらす。抜群の安定感と爆発的な飛距離を生み出す、今までにない新時代のシャフトだ。

いかがでしたか? ぜひ、新しく発売されるシャフトを手に取ってみてください!

シャフトが「叩ける」「走る」ってどういうこと?ギアの専門家が徹底解説!

今田駿作
●いまだ・しゅんさく/超がつくゴルフマニアで、新旧クラブの知識が豊富。クラブ収集家としての一面もあり、自宅には1万本を超えるクラブと工房をもっている。

シャフトが「叩ける」「走る」ってどういうこと?ギアの専門家が徹底解説!

鹿又芳典

●かのまた・よしのり/小誌で20年近くギア企画を連載するクラブコーディネーター。大手メーカーから地クラブ系まで、年間1000本以上のクラブを試打している。

シャフトが「叩ける」「走る」ってどういうこと?ギアの専門家が徹底解説!

石井良介

●いしい・りょうすけ/PGAティーチングプロ資格をもつプロゴルファーだが、クラブへの斬新なコメントが好評を得ており、さまざまなメディアに出演する試打職人。

写真=相田克己、田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC