7月8日、大阪府庁で吉村洋文知事の定例会見が行われ、大阪府内の豪雨被害の報告や熊本県の豪雨被害に対する支援、夏のプールや海水浴場の営業などについて発表された。

■熊本県に災害医療派遣チームを派遣
7月8日、大阪府庁で吉村洋文知事の定例会見が行われた。冒頭、知事は熊本県の豪雨被害についてお見舞いの言葉と犠牲者への哀悼の意を述べ、大阪府の豪雨の被害状況と熊本県への支援について紹介した。

大阪府では8日未明から茨木市、高槻市、太子町、河南町、千早赤阪村で避難勧告が出され、最大36か所の避難所が開設された。避難所は6月に策定した新型コロナウイルス感染症に対応した「避難所運営マニュアル」に沿って3密対策がなされている。幸い、人的被害はなかったが、土砂崩れや倒木などによって5か所程度で道路の通行止めが発生していると発表された。

一方、甚大な被害をもたらした熊本県の豪雨については災害医療派遣チームや大阪府警の広域緊急援助隊などが支援に向かったそう。吉村知事は「関西広域連合とも連携し、情報収集に努めて最大限の力を尽くしていきたい」と意向を述べた。

■府営プールは「密」を避けて営業

また、今年の夏は府内の4つの府営公園のプールがオープンすることも発表された。オープンするのは服部緑地、久宝寺緑地、浜寺公園、住之江公園の4公園。

服部緑地は7月23日(木)〜8月30日(日)、久宝寺緑地は7月23日(木)〜8月31日(月)、住之江公園は7月23日(木)〜8月26日(水)の営業。浜寺公園のみ改修工事のため8月1日(土)〜30日(日)となる。

■更衣室を拡するなど、万全の態勢で感染予防

営業に当たっては臨時更衣室や仮設更衣室を設け、更衣スペースを拡大したり、更衣室の混雑時の入室制限、大型扇風機を設置して喚起を行うなど万全の態勢がとられる。

これに伴い、利用者には来場前の検温や体調確認、混雑時を避けた利用、対人距離の確保、水着着用での来場推奨、更衣室やラジオ体操時の会話を控えてほしいといった要請があった。

「専門家の意見ではプールでの感染の可能性は低く、可能性があるのは更衣室。夏の楽しみをすべてやめる必要はないし、楽しみにしている人も多い。できるものはやっていく。監視員の確保もめどが立ったのでオープンすることになった」と吉村知事。

■海水浴場の営業は見送り
なお、市町村が例年解説している二色の浜海水浴場、りんくう南浜海水浴場、箱作海水浴場淡輪海水浴場についてはライフセーバーの確保が難しいなどの問題があり、今年は見送られることとなった。

取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代