門司港レトロの見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■門司港レトロってどんなところ?散策が楽しい歴史ある港町
明治から昭和初期にかけて、国内有数の国際貿易港として栄えた門司港。大正3年の創建当時の姿に復元されたJR門司港駅をはじめ、歴史を感じるレトロな建物が多くあり、日本三大急潮流の関門海峡や関門橋などもそばにあり、散策するだけでも楽しいエリアだ。さらに、リニューアルした体験型博物館でのインタラクティブ体験や、フォトジェニックな“隠れハート”の探索など新たな魅力も満載!異国情緒あふれる港町を歩いて、日常から離れた特別な時間を過ごそう。

■【見どころ1】新しくなった「関門海峡ミュージアム」で関門海峡の歴史と文化をひも解く
門司港には見応えたっぷりの美術館や博物館が充実している。なかでも関門海峡の自然や歴史について楽しく学べる体験型博物館の「関門海峡ミュージアム」は、2019年(令和元年)9月にリニューアルオープンした注目スポット。

1階・2階の海峡レトロ通りはかつて門司港に実在した大正ロマン漂う建築物や路面電車などを再現していて、買物も楽しめる。2階〜4階の海峡アトリウム(有料展示ゾーン)は吹き抜けの空間になっていて、関門海峡の歴史を音と光と映像で体験することができる。国内最大級の巨大なセイル(帆)スクリーンに映し出される映像は迫力たっぷり。3階の海峡歴史回廊(有料展示ゾーン)は、大きな歴史ドラマが展開された関門海峡の印象的なシーンを、日本やチェコなどの人形作家による人形アートによってたどる歴史絵巻だ。

また、豪華客船のデッキをイメージした4階のプロムナードデッキは関門海峡が見渡せる絶好のビューポイント。カフェが併設されていて、海峡を行き交う船を間近に望みながらゆったりと過ごせる。2階の海峡体験ゾーン(有料展示ゾーン)では、海峡の保安や海運などの仕事が疑似体験できて子供から大人まで楽しめる。有料展示ゾーンの料金は大人税込500円、小中学生税込200円。

■【見どころ2】日本夜景遺産認定の夜景スポットも必見!
門司港のランドマークとなっている高層マンション「レトロハイマート」は、日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計。最上階の31階には展望ルーム「門司港レトロ展望室」があり、地上103メートルから門司港レトロ地区、関門橋や対岸の下関、日本海まで見渡せる。空が赤く染まる夕景、ライトアップした煌びやかな夜景も見ものだ。展望室の入場料金は大人税込300円、小中学生税込150円。

また、すでに夜景遺産に登録されている門司港レトロ展望室に続き、2020年(令和2年)7月には「和布刈公園第二展望台」が日本夜景遺産に登録された。展望台から関門橋のライトアップと海峡を挟んだ門司港、下関市の夜景が一望できる。夜の門司港を彩るライトアップの数々をお見逃しなく!

■【イベント】イルミネーションなど多彩な催しも!
年間を通じてさまざまなイベントも開催。門司港レトロ中央広場などではフリーマーケットやグルメフェスなど多彩な催しが行われる。

例年11月〜3月は、門司港レトロの夜景とコラボしたイルミネーションイベント「門司港レトロ浪漫灯彩」を開催。周辺の樹木に約30万球を装飾し、街全体が幻想的な雰囲気に包まれる。家族連れやカップルで写真が撮れるように飾られたベンチやフォトスポットも設置されるのでチェック!

■【グルメ】名物の焼きカレーは20店舗以上で楽しめる
かつて国際貿易港として栄えた門司港は多くの洋食店が建ち並び、西洋と東洋が融合したハイカラなグルメを生み出してきた。門司港発祥のご当地メニューとして親しまれている焼きカレーは、ご飯の上にカレーとチーズや卵などをのせてオーブンで焼いたもの。発祥については諸説あるが、昭和30年ごろ、門司港のとある喫茶店で余ったカレーに卵をのせて焼いたところ好評を得たのが始まりなのだとか。

現在では、門司港レトロ地区の20店舗以上のカフェやレストランで趣向を凝らした焼きカレーが楽しめる。レトルトの種類も豊富で、お土産や家庭用にもぜひ!

■【お土産】特産品やご当地グッズを買うなら「海峡プラザ」へ
門司港ならではのお土産を探すなら、門司港レトロの中心にある商業施設「海峡プラザ」がおすすめ。地元の海産物や雑貨、お菓子などバラエティに富んだラインナップで、バナナの叩き売り発祥の地とも言われるこの地ならではの、バナナをモチーフにしたお土産も充実する。オリジナルが作れるオルゴールショップやガラス専門店などもあるので、旅の思い出に体験してみては。

また、北九州市の特産品の取り扱いなら、観光物産館の港ハウス内にある「北九州おみやげ館」におまかせ。北九州ゆかりのお土産ならどこにも負けないという抜群の品ぞろえで、焼きカレーのレトルトなどがゲットできる。

■【回り方・混雑情報】施設担当者が教えてくれた7つの“カンモンハート”を探して!トロッコ列車や船で関門地区を周遊
散策する以外にも、トロッコ列車や船といった乗り物でも観光できる。平成筑豊鉄道の北九州銀行レトロライン「潮風号」は、九州鉄道記念館駅から関門海峡めかり駅まで2.1キロメートルを片道約10分かけてのんびりと走る。潮風を感じながら、関門海峡の景色が眺められて爽快だ。2020年の運行期間は、8月末までは毎日運行、9〜11月は土曜・日曜・祝日のみ。運賃は片道大人税込300円、小学生税込150円。

また、関門連絡船は門司港と下関を片道約5分で行き来できてとても便利。下関に到着すれば、カモンワーフがすぐそばで、唐戸市場や水族館、遊園地も徒歩圏内にある。運賃は片道大人税込400円、小学生税込200円。

北九州市門司港レトロ課によると「門司港レトロと下関に“カンモンハート”が7つ隠れているので、探しながら周遊するのもおすすめです。ハートを7つすべて見つけたら幸せになれるかも!?ぜひ見つけてくださいね」

また、混雑する時間帯については「昼食〜夕方ごろまでは観光客が増えますが、混雑を警戒するほどではありません。大きなイベントが行われる日は交通規制などで混雑が見込まれます。門司港レトロインフォメーションの公式サイトに掲載されている『門司港レトロ旅手帖』のイベント情報を参考にしてください」と、教えてくれた。

■【アクセス】最寄り駅は国の重要文化財の門司港駅!
福岡県北九州市の最北部に位置する門司港レトロ。電車ではJR門司港駅下車徒歩すぐ。JR門司港駅は現役の駅舎にして、国の重要文化財で観光名所のひとつにもなっている。車の場合は北九州都市高速道路春日IC、関門自動車道門司港ICから約5分、九州自動車道門司ICから約7分。

周辺には有料駐車場も多く、門司港レトロ中心部からは門司港駅駐車場、栄町の門司港レトロパーキング、東港町の門司港レトロ駐車場が近い。関門海峡ミュージアム、海峡プラザは有料の専用駐車場を完備。詳しくは門司港レトロインフォメーションの公式サイトで紹介しているので、事前に確認しておくとスムーズだ。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・一部施設は体温測定にご協力ください。
・各施設入場時は必ずマスクをご着用ください。また、スタッフもマスクおよびフェイスシールドを着用しています。
・各施設に消毒液を設置しているので、手指の消毒をお願いします。
・定期的な換気、清掃および消毒の徹底をしています。
・受付カウンターやレジにビニールカーテンなどを設置しています。
・時間短縮営業をしている施設があります。

取材・文=秋武宏美

<施設情報>
・住所:福岡県北九州市門司区港町ほか
・アクセス:【電車】JR門司港駅から徒歩すぐ【車】北九州都市高速道路春日ICから約5分、関門自動車道門司港ICから約5分、九州自動車道門司ICから約7分
・営業時間、定休日、駐車場、料金:各施設により異なる

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年8月時点の情報です。