福岡県太宰府市の九州国立博物館の文化交流展示室で、特集展示「しきしまの大和へ−奈良大発掘−」が12月20日(日)まで開催中。

「しきしまの大和」と万葉集に詠まれた奈良。そこには長らくこの地が日本の中心地であったことを示す、多くの文化遺産がある。古墳時代には「ヤマト王権」が誕生し、先進の渡来技術の獲得を背景に日本列島の統合を進め、ついに大和は古代国家の首都になる。その後も飛鳥京・藤原京・平城京の建設と、日本の中心として長く栄えたその歴史は、異文化との交流と受容、変革を経た日本の文化形成と重なっている。

奈良県橿原市に所在する橿原考古学研究所は、約80年にわたり奈良県全域の調査を行ってきて、その成果は大和の歴史をひも解くとともに、わが国の国家形成への道程をも明らかにしている。本特集展示では、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の所蔵品から、特に縄文〜中世の出土資料の優品を展示し、外来文化を受け入れながら独自の文化を形成した日本の姿を紹介する。

奈良・大和の歴史の息づかいを感じるとともに、村から都市、国家へと歩んだ足跡をたどることができる特集展示「しきしまの大和へ−奈良大発掘−」に足を運んでみよう。

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