明治神宮の見どころから楽しみ方、グルメまで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示や催事は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■明治神宮ってどんなところ?2020年で100周年の節目を迎える神社
明治神宮は東京都渋谷区代々木に鎮座し、第122代天皇の明治天皇と皇后の昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)をお祀りしている神社。1920年(大正9年)11月1日に創建されてから現在まで、皇室の弥栄(いやさか)と国の隆盛、世界の平和を祈り続けてきた明治神宮は、2020年で100周年の節目を迎える。初詣の時期には例年、日本最多の参拝者数を集めるほか、結婚式やお宮参り、七五三のお参りなど、日本人にとって馴染みのある神社のひとつといえる。

■【見どころ1】明治神宮御苑を散策して、都会の真ん中で自然を感じよう!
明治神宮境内にある御社殿の南側に広がる明治神宮御苑。明治天皇が昭憲皇太后のためにと整備された庭で、明治神宮が現在の場所に鎮座する大きな理由のひとつになったものだという。

御苑には一般的な日本庭園に見られる岩石類の築設物や、強度に手入れした庭木などはほとんど用いられず、緩やかに落ち着いた小径(こみち)が続く。明治天皇が昭憲皇太后のために建てられたお茶室である「隔雲亭(かくうんてい)」や、加藤清正が掘ったと伝えられ、都内有数の名水が湧く井戸「清正井(きよまさのいど)」など、簡素な小建築が適所に配置されている。御苑を歩くと、自然の中をゆったりと散策しているような気分を味わうことができる。

■【見どころ2】明治神宮の歴史を学ぶことができる明治神宮ミュージアム
JR原宿駅の表参道口から徒歩5分の場所にある明治神宮ミュージアムは、鎮座100年を記念して開館された明治神宮の新たなシンボル。日本を代表する建築家・隈研吾氏が設計を手掛けた、緩やかな勾配の屋根が特徴の建物だ。2階建てのミュージアムは、延床面積約3200平方メートルもの広さで、館内に入ると開放的なメインロビーが迎え入れてくれる。1階にはロビーのほかに「杜(もり)の展示室」があり、展示物や映像を通して明治神宮の歴史や日々の営みを知ることができる。

建物2階には宝物展示室があり、イタリアの画家であるエドアルド・キヨッソーネが描いた明治天皇と昭憲皇太后の御尊影(ごぞんえい)や、修復を行った「六頭曳(ろくとうびき)儀装車」をはじめとした御宝物が展示されている。また、企画展示室では定期的に展示替えがされていて、期間限定の特別展や企画展を楽しむことができる。2階のロビーからは明治神宮の木々や参道の様子をゆったりと眺めることもできるのでおすすめだ。

■【季節の見どころ】明治神宮は豊かな自然の中で四季を感じられる場所
自然豊かな明治神宮ならではの季節の見どころを広報担当者に教えてもらった。「特におすすめは6月で、明治神宮御苑に花菖蒲(はなしょうぶ)が咲き誇ります。この花菖蒲は、1903年(明治36年)、明治天皇の思し召しによって昭憲皇太后のために植えられたもの。現在は、約150種、1500株もの花菖蒲が6月上旬から中旬にかけて例年見ごろを迎えます」

そのほかにも、明治神宮には季節ならではの楽しみが。春には境内に咲く10種類もの桜やカントウタンポポ、ツツジなどの花が見られる。また、秋にはキンモクセイの花が咲き、明治神宮を彩っている。イチョウやカエデの木々は例年11月ごろに色付き始め、紅葉が見ごろを迎える。さらに、境内を歩いているとメジロやカワセミ、暑い夏の季節にはカブトムシなど、野生の動物や昆虫に出会えることもあり、豊かな自然と触れ合えることも魅力となっている。

■【施設情報・注意事項】食事処やお守り、御朱印をもらえる場所もチェック!
明治神宮の御社殿は、3つある入り口のほぼ中央に位置し、各入り口から10分ほどで辿り着くことができる。御社殿北側には芝生が広がっていて、天候の良い日は芝生の上でゆったりと過ごせる。

境内には原宿口鳥居前の「杜のテラス」や南参道右側の「フォレストテラス」など、レストラン、カフェテラスもあり、食べ物や飲み物が販売されている。フォレストテラス内にあるレストラン「よよぎ」では本格的な和食から洋食、パスタ、スイーツなど豊富なメニューを取り揃えていて、明治神宮参拝の際に立ち寄ることはもちろん、初宮詣やお食い初め、七五三、成人式などの記念行事での利用も可能。

また、参拝の際に気になるのがお守りや御朱印がもらえる場所。御札やお守りは境内にある3カ所の授与所「長殿」、「神楽殿」、「南授与所」に用意されていて、学業や縁結びのお守りのほか、厄除けのお守りなどさまざまなお守りがある。また、「大御心(おおみごころ)」と呼ばれる明治神宮独自のおみくじを引くこともできる。御朱印は、「神楽殿」で9時から閉門までの間、受け付けを行う。

明治神宮にお参りする際の参道には玉砂利の道があるので、少し歩きにくい場所もある。そのため、スニーカーなどの履きなれた靴がおすすめ。

飲食や喫煙は指定された場所でのみ可能となるので、注意が必要。ゴミ箱は設置されていないのでゴミ袋などを持参しよう。

また、境内でのランニングやスポーツ、林内への立ち入りや、動植物の採取または持ち込みは禁止されている。訪れる人全員が気持ちよく参拝できるよう、ルールが設けられているので注意しよう。

■【アクセス】さまざまな駅から徒歩で訪れることが可能
明治神宮には「原宿口」、「参宮橋口」、「代々木口」の3つの入り口があり、複数の路線や駅からアクセスできるためとても便利。最寄り駅であるJR原宿駅、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅から原宿口まで徒歩1分、小田急線参宮橋駅から参宮橋口までは徒歩3分。東京メトロ副都心線北参道駅、また、JR代々木駅、都営大江戸線代々木駅からは代々木口まで徒歩5分で行くことができる。

車で訪れる際は、代々木口からのみ入苑が可能。駐車場のほか、各参道口には自転車・バイク置き場も用意されている。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・各施設へ入館する際は必ずマスクをご着用ください。
・各所に消毒液を設置しています。手指の消毒にご協力ください。
・明治神宮ミュージアムでは混雑状況によって入場規制を実施する場合があります。
・ミュージアムの展示室内では会話をお控えください。また、作品や展示ケース、備品や壁などには手を触れないようお願いします。
・スタッフはマスクを着用しています。
・人と人が対面する場所には飛沫感染防止用のシートを設置しています。

<施設情報>
住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1
時間:日の出〜日没(月によって変わる)※12月31日〜24:00、1月1日0:00〜19:00頃
休み:なし
アクセス:【電車】JR原宿駅から徒歩約1分、JR代々木駅から徒歩5分
駐車場:50台(無料)※三が日は車での境内侵入不可

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年10月時点の情報です。