岐阜県多治見市の岐阜県現代陶芸美術館で11月3日(祝)まで「神業ニッポン 明治のやきもの 幻の横浜焼・東京焼」が開催中。

明治時代に開国した日本には諸外国から多くの人が訪れ、日本の美術工芸品を持ち帰った。それらは欧米で開催された万国博覧会で高い評価を受け、その後、海外へ大量に輸出された。「横浜焼・東京焼」は「神業」ともいうべき超絶技巧を凝らした輸出陶磁器で、外国の人々の好みを反映した華やかで精緻を極めたモティーフによって製作された。

これらの輸出陶磁器は、国内に現存する作品が少なく「幻の陶磁器」とよばれている。本展では、国内最高峰を誇る田邊哲人氏のコレクションから精選した作品と、日本に現存する優品を一堂におよそ150点紹介し、幻といわれるその全貌に迫る。

「横浜焼・東京焼」は、素地や顔料は肥前や京都、瀬戸などさまざまな産地から仕入れて、横浜や東京で絵付けが施された。華やかで精細な金彩や色絵技法、真に迫る複雑な高浮彫など、職人技を駆使した装飾を間近に見るまたとない機会だ。

日本が世界に誇った、明治の陶工の表現水準の高さを示す逸品を見に「神業ニッポン 明治のやきもの 幻の横浜焼・東京焼」出かけよう。

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