「ポッター平井の激推しアイドル!」第238回は、寺嶋由芙が登場!"ゆっふぃー"の愛称でソロアイドルとして孤軍奮闘中の彼女が、2020年12月16日(水)に両A面シングル『みんな迷子/あたらしいわたし』をリリース!

今回は大阪で行われたリリースイベント終了後に、新曲についてはもちろん、今年のヒット商品・流行語についても話を聞いた。※2020年11月7日、大阪市内にて取材

■「アイドルクイズ王」3連覇達成!

―今日(11月7日)、大阪市内の3か所でリリースイベントを開催しました。大阪では約7か月ぶりのファンの皆さんの前でのイベントになりましたが、いかがでしたか?

寺嶋「みんな元気そうで良かったです。コロナ禍でファンの方全員が来られる状況ではないので、会えなかった方もたくさんいると思うんですけど、失われた半年をちょっと取り戻せたような感じはありました。オンラインの特典会に参加してくれていた方たちを見て、『本物だぁ!』と思いました(笑)」

―少し前になりますが、「TIF オンライン2020」(10月2日)に出演されましたね!今年は無観客のオンラインライブという形式になりました。

寺嶋「金曜日のわりと早めの出番だったので、リアルタイムで観られる方が少ないのかなと思っていたんですけど、チェアマンの指原莉乃さんがツイートしてくださってしてうれしかったです」

―指原さんは『彼氏ができたの』という曲にハマったと。

寺嶋「自己紹介のキャッチフレーズで"まじめなアイドル"と言っている私が、そういう曲を歌うギャップを楽しむという意図まで説明していただいて、ありがたかったです」

―TIFの名物企画「アイドルクイズ王決定戦」では見事に3連覇を達成しました!

寺嶋「(他の出場アイドルの)皆さんの実力もわからないし大会のレベルも上がったと思うので、厳しい戦いではあったんですけど、クイズ仲間が増えてうれしいです」

―リアルタイムで配信を観ていたんですけど、よっぴーさん(ニッポン放送・吉田尚記アナウンサー)の進行もすばらしかったですし、クイズ作家の古川洋平さんの解説もわかりやすかったです。

寺嶋「古川さんは、答えを間違えちゃった子のフォローもすごく上手で、その子が恥ずかしくないように救ってくれるので、トークスキルも勉強になりました」

―早押しボタンの機械も、どのくらいの差で押し負けたのかが数値でわかるのがすごいなと思いました。100分の1秒を争っていましたよね。

寺嶋「押し負けると悔しいんです。私は慎重派なのでギリギリまで粘って考えるタイプなんですけど、早押しクイズはそれだと負けるので、優柔不断な性格を早押しクイズで直したいなと思っています」

―年に1回だともったいないので、ニッポン放送さんでレギュラー番組にしていただいたり、グランドチャンピオンを決める大会を開催したら、より盛り上がるんじゃないかなと思います。そして、TIFの翌日からは「ゆるキャラグランプリ2020」に出演。こちらは今年で最後になりましたが…

寺嶋「涙涙ですね…」

―グランプリは「たかたのゆめちゃん」(岩手県陸前高田市)でした。

寺嶋「ゆめちゃんは<ゆる党>というチームを組んでいて、党首は『さのまる』(栃木県佐野市)で関東のキャラが多いんですけど、ゆめちゃんは関東に来てくれる機会が多いからずっと仲良くしてもらっています。ゆるキャラグランプリは震災復興を目指して10年やっていたので、最後に東北のキャラクターのゆめちゃんが優勝して、ゆめちゃんがこれまでやってきたことが報われてよかったと思います」

■今年のヒット商品&流行語を語る!

―今年のヒット商品について語ってほしいなと思います。ゆっふぃーがハマったものは何かありますか?

寺嶋「『鬼滅の刃』は読みました!4月頃だったかな?父が漫画を買っていたのでそれを一気に読んだんですけど、それぞれメンバーカラーや特技があって、アイドルグループを見ているような気持ちで推せるのがいいですね。私の推しは、胡蝶しのぶちゃんです!」

―「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」は?

寺嶋「やってないんです。キャラクターがかわいいじゃないですか。プレイしたら絶対ハマるから生活習慣が乱れると思って、あつ森と『ポケモンGO』は絶対にやらないと決めています。ゆるキャラとサンリオで十分って自分に言い聞かせて(笑)」

―5月から「note」を始めたきっかけは?

寺嶋「アメブロ(アメーバブログ)を10年ぐらいずっとやっていて、今日はこんなイベントに出ました、こんなことをしましたとか、日記みたいな感じで書いているんですけど、2010年代のライブアイドルの記録として、いつか誰かの役に立てばいいなと思って。それとは別に、私に興味がない人でも普通に読めるものを書ける場として、noteがいいかなと思って始めました。noteはアメブロとユーザー層が違うので、明確に使い分けています。だからnoteには、あまりかわいいことは書かないようにしています」

―今年の流行語で、ゆっふぃーがよく使ったり、気になった言葉は?

寺嶋「アマビエ!ゆるキャラみたいなものですから(笑)。最近、アマビエのネックレスを着けているんです。(実物を見せながら)このアマビエのパーツが売っているのを見つけて、すごくかわいくて。アクセサリーにしようと思って、自分でチェーンをつけました。あと地元が千葉県なんですけど、柏市の神社がアマビエの御朱印をオンラインで販売していたので、ゲットしました!」

―今年はコロナ関連の言葉が多いですね。

寺嶋「あ、オンライン飲み会もやりました!高校の同級生4人とやったんですけど、その時にリングライトを使っていたら、『由芙ちゃん、アイドルみたいだね』って言われました(笑)」

■両A面シングル『みんな迷子/あたらしいわたし』をリリース!

―12月16日に両A面シングル『みんな迷子/あたらしいわたし』が発売されます。『あたらしいわたし』は爽やかで、ハッピーな気分になる曲ですね。

寺嶋「今年はいろいろ大変なこともあったと思うんですけど、歌詞を作詞家の加藤千恵さんにオーダーする時に、『私がこの夏、所属していた事務所を退所してフリーランスになった心機一転感と、コロナなどで大変な状況を打破するという意味での新しさを感じさせたい。でも過去と決別する新しさじゃなくて、これまでの経験の良いものも悪いものも持ったまま次に行きたいという心情を書いてほしい』とお伝えしたら、そのイメージ通りに書いていただけました。この曲が少しでもみんなの救いになれば、光になればいいなと思います」

―特に好きな歌詞の部分は?

寺嶋「2番のサビが好きです。1番のサビは『自分が新しくなりました』っていう自己主張なんですけど、2番のサビは誰かと一緒に新しくなっていける感じがいいなぁと思います」

―歌い出しの「さよならはずっとヘタクソ」の「ヘタクソ」というフレーズが、フックがあっていいなぁと思いました。

寺嶋「ヘタクソだからこそ、いろいろ持って行きたいんです。優柔不断で思いきれないところはコンプレックスではあるんですけど、『全部大事なんだからしょうがないじゃん!』みたいな気持ちがかわいく出ている歌い出しだなと思います」

―振付のポイントは?

寺嶋「歌詞になぞるような振付が多くて、時計の針みたいに指を動かしたり、時間を行ったり来たり、振り返ったりもしながら進んでいく様子が動きから伝わる振付になっています」

―ツイッターに「0.8倍速で練習した」と書いてありましたが…

寺嶋「曲自体のテンポも速いんですけど、細かく音を取る振付だったので、ゆっくりめのテンポからちょっとずつ上げていく、自分を騙す作戦でいきました(笑)」

―『みんな迷子』は、作詞が松井五郎さん、作曲が山川恵津子さんということで、私のようにおニャン子クラブを見て育った世代にとってはエモいコンビです。この曲の聴きどころは?

寺嶋「先に歌詞をいただいて、大人っぽいけど清純な感じがするところが素敵だなと思って、どんな曲になるのかなって楽しみにしていたんですけど、プロデュースしていただいた加茂啓太郎さんから、『こんな曲にしたい』っていう4時間ぐらいのディファレンスプレイリストが届いたんです。おしゃれで軽快な曲が多かったのでそういうイメージをしていたんですけど、全然違う曲が上がってきました(笑)。たぶん山川さんはそのディファレンスの要素を入れながら、歌詞のイメージを取り入れてくださったのかなと思います。今までの私にはないタイプの曲です。"あたらしいわたし"です!」

―ジャケット写真のポイントは?

寺嶋「通常盤の方は明るい表情で、新しくなっていく期待感が目線の外れ方にも出ています。それとの対比で初回限定盤の方は、ハツラツ感を抑えて微笑みぐらいにして、細かくバランスを取りました」

―初回限定盤のジャケット写真は公衆電話で撮影されていますが、この写真の意図は?

寺嶋「この写真を選んでくれたスタッフさんが、『今日は帰れないよってママに電話していて、私の目線の先に彼氏がいるんだ』って力説していました(笑)」

―そんな設定があったんですね(笑)

寺嶋「いろいろなストーリーを想像していただければと思います」

―今の時代、なかなか公衆電話から電話しないですよね。

寺嶋「私はスマホの充電がすぐ切れるので、公衆電話から電話する時ありますよ。自宅と母親の電話番号ぐらいしか覚えていないので、そこしか連絡取れないですけど。お財布にテレホンカードを入れています」

■初のアーティストブックも発売!

―今後、クイズ番組にももっと出てほしいですけど、情報番組とかワイドショーのコメンテーター的なことも、ゆっふぃーならできると思います。

寺嶋「やれるようになりたいです。フジテレビさんやABEMA Primeさんで、コロナ禍でのアイドルの苦悩をお話させていただいたんですけど、アイドルシーンが成熟してきたなぁと思いました。今こそ、いろんなところでお話させていただくポジションに行きたいですね」

―最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします!

寺嶋「今年はなかなかお目にかかれない時期が長くて寂しいですけど、会えなくても届けられるものをたくさん作っていこうと思っていて、ニューシングルのリリースと同じタイミングでアーティストブックも出版させていただきます。久々に水着が見られたり、普段はしないクールなスタイリングとか対談企画もあるので、楽しみに待っていていただきたいです!」

取材・文・写真=ポッター平井

<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの"輝き"に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。