熊本県中央部に位置する美里町。町内を流れる緑川に代表される自然豊かなエリアで、3333段を有する日本一の石段、43基もの石橋が残る町としても知られる。そんな里山にて、ここ1年ほどで人気を集めているのが「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」。

2021年4月に指定管理者が変わり、施設名も「美里町ガーデンプレイス・家族村」から改名。結果、キャンプ場として認知が広まり、利用者の数が大幅にアップ!リピーターも続々の話題のキャンプ場の全貌を徹底紹介。

■【オートキャンプサイト】12メートル×12メートル程度に広さを増して、ファミリー利用にピッタリ
オートキャンプサイトは緑川ダムを目の前に望む開放感が魅力。2021年4月のリニューアル以前からオートキャンプサイトは備えていたが、1区画がそこまで広くなく、昨今増えている大型のテントを設営するとギリギリだった。そこでサイトの数を減らし、その分1区画を12メートル×12メートル程度の広さを確保できるようにマイナーチェンジ。1区画の人数制限はなく、テント、タープともにいくつ張ってもOK。ただし、区画割りはしっかりされているので、隣の区画に干渉しないようにしよう。それぞれのサイトに木々が植裁されており、時間帯によっては木陰ができるのもポイントだ。

オートキャンプサイトは場内の最下部に位置し、トイレや炊事棟は階段を登った一段高い場所「子供の広場」にある。水汲みなど重たいものを持って何度も行き来するのは大変なので、多めに水を汲んで車で運ぶなどするのがおすすめだ。

「子供の広場」にはすべり台やブランコといった遊具があり、小さな子供の遊び場としては十分。トイレも2022年4月に改修工事が完了し、男女ともにすべて洋式水洗に。より快適にオートキャンプが楽しめるようになった。

■【フリーサイト】テント1張り1100円!最大テント12張りまでの広々サイト
管理棟やシャワー室、五右衛門風呂、バーベキューハウスといった共用施設からもほど近く、ダム湖畔に整備されたフリーサイト。こちらは区画割りされておらず、自由にテントを設営OK。最大12張りを設営できるようにしているが、サイトは広いので、ほかの利用者との距離はしっかり確保できる。テント1張り1100円、タープ1張り600円とリーズナブルで、ソロ利用やグループキャンプにピッタリ。車の乗り入れは不可だが、荷物の積み下ろしができるキャンプファイヤースペースから遊歩道が整備され、備え付けのリヤカーで移動できるので、楽ちんだ。

■【フォレストロッジ・デラックス】貸別荘のように利用でき、快適さはピカイチ!
フォレストロッジ・デラックスはロフト付きの10名用、2段ベッドが並ぶ8名用の2タイプがあり、それぞれ4棟ずつを用意。リビングスペースはもちろん、キッチン、ユニットバス、さらにエアコン、寝具、炊飯器、冷蔵庫まで完備し、自宅とほぼ変わらない設備の充実ぶり。

各ロッジに屋根付きテラスがあり、バーベキューセットも準備されているというから至れり尽くせりだ。車もロッジのすぐ横に1台駐車できる。

■【フォレストロッジ・スタンダード】設備をシンプルに、料金はリーズナブルに!
定員6名のフォレストロッジ・スタンダード。エアコン、寝具、洗面台、カセットコンロと最低限の設備を備えており、シャワー、トイレ、キッチンは共用施設を利用する。ロフトが小さめの三角屋根タイプ、ロフト広めの丸屋根タイプの2つの種類があり、価格はすべて同じ。

■【フォレストバンガロー】テント設営の手間なく、アウトドア体験を
山の斜面に建っているフォレストバンガロー。あるのは照明、AC電源、毛布のみ。ログハウスタイプと山小屋タイプがあり、ともに定員は4名まで。トイレやシャワー、キッチンはもちろん、寝具もないが、テントを設営する手間がなく、ベテランキャンパーが最低限の荷物だけを持参し、あえてフォレストバンガローを利用することも多いそう。バンガロー前のスペースは自由に利用でき、BBQコンロや焚き火台などを持参して、静かな夜を過ごすのにも良さそう。

■【共用施設】バーベキューハウス、五右衛門風呂、シャワー棟はシーンに合わせて利用しよう
共用施設が充実しているのも「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」の魅力の一つ。なかでもフォレストロッジ・スタンダードのすぐ近くにあるバーベキューハウスはさまざまなシーンで重宝しそう。全天候型の屋根付きで、テーブルにコンロを置いてバーベキューが楽しめる。利用時間は9:00〜18:00で、日帰り利用もOK。バーベキューをする場合は2時間2200円(台・網・火ばさみ、着火剤・木炭込み)で、弁当持参などバーベキュー以外の利用は1時間550円。

さらに、バーベキューハウスのテラスにはピザ窯も備えており、バーベキュー以外の楽しみも。生地から手作りする本格的なスタイルをはじめ、チルドタイプのピザで手軽に体験することもできる。ピザ窯の利用は2時間2750円。

五右衛門風呂体験は家族連れのグループキャンプなどで好評。全2室あり、各室1日1組の貸切利用となっている。15:00〜21:00が利用時間となっており、時間内であればいつでも利用OK。何人入浴しても1室あたり2200円。シャンプーや石鹸の備え付けはないので、要持参。2日前までに予約が必要だ。

■【管理棟など】販売品、無料レンタル品も充実!
管理棟は受付、売店を兼ねており、キャンプ場に到着したら最初にチェックイン。売店ではカセットコンロ用のガスボンベ、軽食、ライターをはじめ、ビールや水といったドリンク類も販売。バーベキュー用のお肉セット(3600円〜)も事前予約で用意している。

注目なのが、管理棟のそばにあるレンタルスペース。室内に飯ごう、やかん、鍋、ザル、お玉、まな板、炊飯器、バーベキュー用の網、食器類などが並び、すべて無料でレンタルできるというから驚きだ。ほぼ、このレンタル品でまかなえるほどの充実ぶり。安全面の観点から包丁だけは置いていない。

徒歩圏内には樹上の大冒険で人気の「フォレストアドベンチャー・美里」もあり、家族連れ、グループキャンプなどの楽しみの一つになりそう。

2022年4月末からはシャワー棟の近くにAC電源付きオートキャンプサイトも新たにオープン。リニューアルオープンから1年を経て、ますます快適に利用できるキャンプ場を目指す「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」。開放的なロケーションと充実の設備で、気軽にアウトドア体験を楽しんでみよう。

■【早見表】施設の基本情報

取材・文=諫山力(knot)
撮影=前田耕司(Ushiro)

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
※新型コロナウイルスの影響で随時情報が変わる場合があります。ご利用の際はできるだけ電話などの事前予約や確認をおすすめします。