名水百選が市内に3か所も点在し、「南アルプスの天然水」の生産地でも知られる・山梨県北杜市では、名水の里としての価値を広め、地域活性化を目指す『世界に誇る「水の山」プロジェクト』を推進している。その活動の一環で『世界に誇る「水の山」感謝祭2017』が、7月22日(土)に山梨県北杜市・女神の森 セントラルガーデンで開催された。

この感謝祭は、「水の山」の恵みを肌で感じることができる体験型のイベント。子供を対象にした「水の山」こども地球ワークショップや、北杜市の魅力に可能性を感じ、活躍する人たちが「水の山」の未来や可能性を考える「水の山」未来トーク、地元のみずみずしい野菜や天然水を使用したグルメを堪能できる「水の山」マルシェなどが行われた。

「水の山」こども地球ワークショップでは、触れる地球をコンセプトに京都造形芸術大学教授の竹村真一氏が、デジタル地球儀を使った講義を実施。地球儀を使い地球のあらゆる場所をスクリーンにリアルタイムで表示したり、海流の流れや雲の動き、ザトウクジラの回遊の経路などを地球儀そのものに映し出した。参加した子供たちは竹村氏が出すクイズに元気よく手を上げながら答え、終始興味津々な様子で行われた。講義後には実際にデジタル地球儀を回して楽しむ子供たちもいた。

「水の山」未来トークでは、山梨県を代表する酒蔵「七賢」の醸造責任者北原亮庫氏、「Terroir 愛と胃袋」でシェフを務める鈴木信作氏、インタープリターの五味愛美氏、北杜市出身のシンガー・ソングライターのerica氏が出席した。

北杜市の魅力について北原氏は「北杜市には大自然の中を流れる名水があって、お酒も食材も豊富に作れる環境が魅力。感じられる豊かさがある場所で酒を造れて恵まれてるなと感じます」と答え、鈴木氏は「生産者さんとの良いつながりがあり、食材を作った人がわかる中で料理が作れることがうれしい。自然も食材も豊かで北杜市での毎日が楽しい」と熱く語った。

一方、五味氏は「北杜市には名前が付いている湧水だけでも80近くありますが、地元の人でもそこまでは知りません。今ある自然をしっかりと意識するためにも、森に足を運んでもらいたい」とインタープリターならではの意見を語った。また、erica氏は「私はやまなし大使をしていますが、今日は山梨のことについて知ることが多かったです。山梨のことをもっと勉強して自分にできることを1つずつしていくことが、この町を多くの人に知ってもらうことにつながると感じました」と自身の心境を吐露。1時間のトークショーの中で「水の山」の魅力や理解が深まるトークが繰り広げられた。

その後はerica氏によるミニライブも行われ、心に響く歌詞と澄んだ歌声が会場の雰囲気を包み込んだ。

「水の山」マルシェでは、総勢15店舗が地元の食材を使った料理や新鮮な野菜・果物などの販売を行い、会場を訪れた多くの人が北杜市でしか味わえないグルメを堪能した。特に、日が照りつける暑さの中、無料で振る舞われた「南アルプスの天然水かき氷」は長蛇の列を作り、にぎわいを見せた。他にも、イベントのために用意された南アルプスの天然水水出しCOFFEEや、「奏樹」カフェ&ダイニングでは旬の食材を使ったこの日限りの「水の山」オリジナルメニューが提供された。

今回イベントで提供されたグルメの多くが北杜市にあるそれぞれの店舗で実際に提供されている。料理を食べられた方もそうでない方も北杜市に行けば堪能できるので、「水の山」から生まれたグルメの数々を味わい、北杜市の自然の恵みを満喫してみてはいかがだろうか。【ウォーカープラス編集部】