石川県鳳珠郡能登町にある石仏山で3月2日(土)、「石仏山祭り」が開催される。

石仏山は、社殿のない神社として尊崇されてきた古代の祭祀遺跡。俗に潔界山と言われ、現在でも女人禁制の霊山として、女子14歳に達すると境内に立ち入ることができない不文律がある。山腹の霊地にある高さ2.7メートルの巨石をご神体として祀る、石神信仰に基づく古い形態の祭り。

担当者は「神道地区(能登町柿生)の石仏山は、女人禁制の結界山とされています。『祭祀遺跡石仏山』として県の史跡にも指定されています。『オヤマ』にはナタなどの刃物の持ち込みが禁じられているため大木が茂り、厳かな雰囲気を保っています。原始神道の形態を残す、貴重な祭りです」と魅力を話す。

石仏山の神を降ろして祀ったあとは田の神として春の農耕が始まるなど、民間信仰との強いつながりがある「石仏山祭り」。毎年3月2日に開催されるので注目していた人はぜひ訪れよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)