日本ユネスコ協会連盟から「プロジェクト未来遺産2018」に認定された「くも合戦大会」が鹿児島県姶良市の加治木福祉センターで6月16日(日)に開催される。

姶良市の「くも合戦大会」は、島津義弘公が文禄・慶長の役(1592年〜1598年)に参戦し、その陣中で兵士を元気づけるためのコガネグモ(メス)を集めて戦わせたのが始まり。現在は、くも合戦保存会の主催で毎年6月第3日曜日に加治木福祉センターで開催され、海外からも取材を受けるなど広く注目を集めている伝統あるイベントだ。

くも合戦大会は、優良ぐもの部、合戦の部、王将戦の部の3つの部門で行われる。小学生から合戦歴50年以上のベテランまで毎年200人近い「ファイター」がエントリーして熱い戦いを繰り広げる。

優良ぐもの部では、裃を着た審判員たちが審査する優良ぐも。八頭身ですらりとしたスタイル、クモの色艶や姿形の美しさを競う。合戦の部では長さ60㎝の横棒(ヒモシ)の上を決戦場とし、1匹のクモは最大3回戦うことができ、3匹の勝ち数の合計で順位を決める。そして3勝したくも同士がトーナメントで戦うのが、クライマックスとなる王将戦の部だ。

400年間続く真剣な戦いが脈々と受け継がれる伝統行事「くも合戦大会」に参加して、合戦の熱い空気を体感しよう。(東京ウォーカー(全国版)・畑野とまと)