能登半島の付け根部分の東側、富山湾の西岸に位置する「氷見漁港」。天然の生けすとたたえられ、国内有数の好漁場である富山湾のなかでも随一の水揚げ量を誇る。また漁場が近く、すぐに漁港に戻ることができるため、鮮度の良さは抜群だ。アオリイカやカマス、日本海を代表するブランド魚、ひみ寒ぶりなど、氷見で食べたい海の幸を紹介する。

■ 居酒屋 まる甚

「居酒屋 まる甚(じん)」には、氷見産を中心に、津々浦々から取り寄せた新鮮な魚介を使ったメニューが多数そろう。家族経営のアットホームな雰囲気と、キャパの大きな店内は快適で、地元の人はもちろん、観光客も多く訪れる。

「海鮮丼」(時価 目安は1800円前後)は、地もののヒラマサ、アオリイカ、縞(しま)鯛など、10種類ほどの新鮮なネタがのる。氷見の新鮮な魚を一度に食べられる贅沢な一品だ。また、ふっくら柔らかい自家製の干物も味わいたい。

■居酒屋 まる甚 / 住所:富山県氷見市伊勢大町2-4-5 / 電話:0766-74-1722 / 時間:11:30〜14:00(LO 13:40)、17:00〜23:00(LO 22:00) / 休み:火曜

■ 氷見漁港場外市場 ひみ番屋街

「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」には、富山湾や立山連峰を一望する絶好のロケーションに、ひみ寒ぶりやホタルイカ、白エビといった氷見ならではの魚介を取り扱う飲食店、鮮魚店、みやげ店が約30軒も集結している。無料で楽しめる天然温泉の足湯や、展望広場もある。

なかでも「番屋亭」の「番屋鮮御膳」(2546円)は、多彩な魚を様々な調理方法で味わえると人気のメニュー。白エビの刺身や天ぷら、ホタルイカの沖漬け、新鮮な鯛やサワラなどの刺身の盛り合わせ、天然魚のアラがたっぷり入った大漁汁と、大満足すること間違いなし。

■氷見漁港場外市場 ひみ番屋街 / 住所:富山県氷見市北大町25-5 / 電話:0766-72-3400 / 時間:8:30〜18:00、番屋亭 11:00〜17:00、総湯 10:00〜23:00(入館 〜22:00)、土日祝 7:00〜、ほか店舗により異なる / 休み:なし

■ 割烹 しげはま

氷見の朝捕れの魚を使った定食、丼、一品料理が評判の「割烹 しげはま」。12月中旬から2月下旬には「氷見寒鰤コース」(税込 1万1500円)が登場。ブリ大根やブリしゃぶ、お造り、塩焼きのほか、肝、小腸、胃袋などを使った料理が続き、ひみ寒ぶりを余すことなく堪能できる。

同店の人気メニューは「アジフライ」(税込 950円)。新鮮なアジの身は肉厚で、頭と骨の唐揚げが付く。東京からこの一品を求めて訪れるファンもいるそう。

氷見に古くから伝わる漁師めし「かぶす汁」(税込 550円)もいただける。縞鯛やカンパチなどのアラを入れて、氷見産の味噌で味付けしたものだ。そのほか創作料理など、地ものにこだわり抜いた料理はどれも絶品だ。

■割烹 しげはま / 住所:富山県氷見市丸の内2-18 / 電話:0766-72-0114 / 時間:12:00〜14:00、17:00〜22:00 ※平日の昼は要予約 / 休み:木曜

■ 氷見漁港 魚市場食堂

「氷見漁港 魚(うお)市場食堂」は、氷見漁港魚市場の2階にあり、朝、競り落とされたばかりの魚が1分かからず厨房に届く。鮮度のよさは抜群で、地元漁師が足しげく通うほど。

氷見弁で「すごい」という意味の名前がつけられるほどボリューミーな「氷見浜丼(はんさ盛)」(2290円)は、氷見漁港に水揚げされた朝捕れの魚のみを使用する新鮮さが特徴。旬の魚が入った土鍋の漁師汁は、魚の旨味がたっぷりで、漁師にも人気だ。分厚く切られた氷見寒ぶりの刺身が、丼をおおいい隠すほどたくさんのる「氷見天然ぶり丼定食」(時価 目安は2300円前後)もぜひ味わいたい。

■氷見漁港 魚市場食堂 / 住所:富山県氷見市比美町435 氷見漁港魚市場 2F / 電話:0766-72-2018 / 時間:6:30〜15:00 / 休み:なし(東海ウォーカー・東海ウォーカー編集部)