近年、話題のアウトドア・アクティビティ。あまたある中からどれを選ぶべきか、迷ってしまう方も少なくないはず。そこで、国内最大級のアウトドア・レジャー専門の予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」との共同企画として、現地の深掘り取材を繰り返すナビゲーターに“とっておきのアクティビティ”を教えてもらう企画をスタート。

今回は、塚本竜次(つかもと・りゅうじ)さんのとっておき”を紹介します。

■ 観光向けの姿よりも、地元の本当の姿に出会いたい!

取材時は現地入りしてから泊まる宿を探すことも多く、自然の流れに沿って行動するのが大好きな塚本です!取材先周辺であらかじめ人気の飲食店や地元料理が食べられるお店などを調べることはないのですが、やはり地元の味覚を楽しみたいので、取材先の人や、時にはたまたま出会った人に「いつも食べに行くところを教えてください!」と訪ねたりしています。ご本人がよく行くところを聞くのは、地元の人たちも通うようなお店を知りたいから。ナビゲーターとして地元を深堀りした情報を集めることが大事だし、そのうえで本当におすすめできるツアーをご紹介したいからです。

■ 沖縄の素朴な暮らしを疑似体験できる宜野座村

そんな僕が「ここ、本当にすてきだなぁ」と最近感じているのが沖縄の宜野座村(ぎのざそん)。人気がある西海岸ではなく、まだまだ観光地化されていない東海岸エリアなのですが、そこで暮らす人たちの優しさや、ゆったりとした雰囲気が最高です。 地形的にも高低差がほとんどなく開放的で、風通しもいいため快適さがズバ抜けています。もちろん海も本当にきれいです。観光地でよく見かけるチェーン店もほとんどないですし、宿泊する際は近所のスーパーなどでお惣菜や弁当を買うか、食材を調達して料理するのが基本。最近流行りの「旅先で暮らすように過ごす」というスタイルにぴったりで、個人的にそれがとても快適でした。

僕にとって沖縄で一番最初に訪れた場所だということもあり、街並みと自然のバランスが絶妙な石垣島がとても気に入っています。その後、沖縄本島を何度か訪れる機会がある中で宜野座村に出会い、石垣島に並ぶくらい好きになりました。そのきっかけとなったのが、西海岸でシュノーケリングやダイビングをはじめ、チュービング、ウェイクボードなど、実に多彩なマリンアクティビティツアーを主催している「ハピネスマリン倶楽部」との出会いです。

■ 手軽に楽しめるアクティビティツアーに大興奮! でも興味の的は海の生き物に……

取材でもいろいろなアクティビティを体験しましたが、印象的だったのがツアーとしてSOTOASOBIに掲載するのが初めてのウェイクボード。小さなサーフボードのようなボードに立ち、水上バイクに引かれて海上を滑走するアクティビティなのですが、僕自身も初挑戦! ガイドさんの教え方がうまいこともあって、なんとか立てました。実際に水上を走ってみると予想以上にパワフルで、スピード感も抜群。手軽に爽快感を味わいたいときにぴったりですね。

ウェイクボード以上に僕の予想をいい意味で裏切ったのがチュービング。バナナボートをはじめとした、複数人が乗れる小型ボートをウェイクボードのように水上バイクで引っ張るアクティビティです。ハピネスマリン倶楽部では3種の遊具を取り扱っており、それぞれ微妙に面白さが違うのですが、僕のお気に入りは迫力満点の海上疾走が楽しめる「マッチョ」。座るだけではなく、足を海に放り出すように寝そべって乗れる遊具で、そのスリルとスピードはかなりのもの。絶叫マシン好きな人にはぜひ挑戦していただきたいアクティビティです。

そしてもう一つ、僕が特に好きなシーカヤックの体験もかなり楽しかったです! 前回ご紹介した水墨画の世界を旅しているような情緒あふれる瀬戸内海のシーカヤックツアーとは対象的な、開けた空のもと、透明度が高くキラキラ輝く海を進む沖縄のシーカヤックは開放感抜群。 取材当日は残念ながら曇っていたのですが、気分は晴れ晴れの心地良さでした。

何よりも僕の心を惹きつけたのは、たくさんの生き物たち。色鮮やかな熱帯魚をはじめ、カヤックが行き着くキノコ型の岩場には、クモヒトデやアワモチ、ヤドカリなどがたくさんいて、生き物好きの心に火がついちゃいました。シーカヤックを楽しみつつも気になる生き物を見つけては、「すみません、すみません」と謝りつつ見入ってしまい、思い返せば謝りっぱなしのツアーだった気がします。

■ 僕を宜野座村に夢中にさせた人情味あふれる二人のウチナンチュ

ツアーの内容もさることながら、僕を宜野座村好きにさせた最大の要因は、「ハピネスマリン倶楽部」を二人三脚で引っ張っているウチナンチュ(沖縄出身)の島袋さんと石川さんの存在。かねてよりツアー経験を積んできたベテランガイドの二人は、のんびり、でも本当に一人ひとりが満足するツアーをしたくて「ハピネスマリン倶楽部」を立ち上げたと言います。実際、ホスピタリティあふれるツアーは、安全で楽しくて、いくつものアクティビティを夢中で体験させてもらいました。

石川さんは2児の父親ということもあり、子供との付き合い方がすごく上手。シーカヤックでは「船長になって好きなところを探検しよう!」とか「あそこの岩場で生き物を探してみよう!」など、言葉巧みに子供の興味を引きつけてくれます。安心して子供を任せられるので、家族でリラックスして楽しめること間違いなしです。何よりも人との出会い、つながりを大切にしている様子が二人からヒシヒシと伝わってきて、胸打たれました。

■ プライベートで再訪するほど宜野座村に夢中です!

最初に「ハピネスマリン倶楽部」を取材したのは2019年6月。10月に別の取材で沖縄に行ったときに、返し忘れていた水着を返しに立ち寄ったんです。翌日、たまたま現場でお会いし、気さくにお話してくれたのは嬉しかったですね。そんな石川さんたちの温かさにふれたこともあり、11月に今度はプライベートで宜野座村へ。そのときもキャンプ場の手配をしてくれたり、石川さんの家の隣にある古民家でBBQをしてくれたり。大変お世話になってしまいました。

まだ行ったことのない新しい場所へ遊びに行くことが大好きな僕が、何度も訪れてしまう宜野座村。自分が知らないうちに、とても惚れ込んでいたようです。また再来月行こうとか、もう別荘を買ってしまおうとか、暇さえあれば宜野座村のことばっかり考えている今日この頃。皆さんもぜひ「ハピネスマリン倶楽部」に行って、人情味あふれる島袋さんと石川さんや、宜野座村の魅力にふれてみてください。きっとまた来たい、そう強く思うはずです!(東京ウォーカー(全国版)・浅野祐介/ウォーカープラス編集長)