「ラーメンWalker山形」では、新時代の”山形ラーメン”を担う旬のラーメン店を数多く紹介している。ラーメン店のファンにとっては、今まで通りの味だけでなく、新たな味もまた楽しみなもの。今回は、移転オープンしたある人気店と、登場したばかりの人気店のセカンドブランドを紹介する。<※情報はラーメンWalker山形2020より>

■ 「こうじ屋」(山形市平久保) / 2019年5月8日オープン

肉そばと鳥中華で人気の「肉そば大将」が移転リニューアル。肉そばと鳥中華はそのままに、新たに煮干しダシのラーメンを追加した。長崎県産煮干しをいってから水にひと晩つけ、その後3時間ほど炊いたスープは旨味たっぷり。苦味やえぐ味なくすっきりと味わえる。そこに、1時間じっくり加熱して作る芳醇な香りの煮干し油と、圧力鍋で炊いて甘味を出した背脂を加えることで、さらに風味豊かに。スープに合わせて新たに開発した麺は、箸でたぐるとプルンと弾むほどツルツルモチモチで、小麦の香りがしっかりと感じられる。随所にこだわりが込められた新メニューには、すでに看板商品の風格がある。

おすすめは「うまにぼし醤油らーめん(中)」(770円)。チャーシュー釜で焼いたあと、低温のスチームオーブンでじっくりと火を通した大判のチャーシューはジューシーで柔らか。シャキシャキとした刻みタマネギが食感と香りにアクセントを加える。このほか、煮干しスープにすりおろしリンゴとゴマを加えた赤味噌のタレを合わせた「うま辛みそらーめん(中)」(870円)もぜひ味わって。

<住所:山形市平久保16-8 / 時間:7:00〜9:00、11:00〜17:00(各LO)※スープがなくなり次第終了 / 休み:金曜(祝日の場合は不定)>

■ 「酒田ラーメン 照月(しょうげつ)」(酒田市本町) / 2018年12月25日オープン

酒田の人気店「酒田ラーメン 花鳥風月 酒田本店」のセカンドブランド。鯛ダシスープやエビワンタンなどを使う「花鳥風月」に対し、「照月」は煮干しダシの正統派酒田ラーメンだ。多加水の自家製麺と極薄ワンタンは、口当たりと歯応えの良さを追求した自信作。スープは煮干しダシと丸鶏を組み合わせ、あっさりしつつもまろやかでコクのある味わいに仕上げている。スープに豚の脂をプラスできる「こってり」のオーダーも可能。メニューはラーメン(650円)、ワンタンメン、つけ麺(800円)のみとシンプルな構成。朝7時から営業しており、”朝ラー店”としても注目を集める。

おすすめは細麺と太麺が選べる「ワンタンメン」(750円)。タレは山形県産の丸大豆醤油と生揚げ醤油をブレンドしたもので、搾りたての香りと大豆の風味が感じられる。ワンタンのあんは豚肉の味を生かしたシンプルな味付け。チャーシュー好きには「ラーメン+肉増し」(850円)もおすすめ。チャーシューは低温調理でしっとりとした柔らかさに仕上げたロース肉で、薄目にスライスしているため食べ飽きない。

<住所:酒田市本町3-2-10 / 時間:7:00〜15:00(LO) / 休み:なし>

次々と新しい店が登場し、競争が激化する山形ラーメン界。ここで紹介した2店はいずれも「ラーメンWalker山形」のお墨付き。ぜひ本誌を片手にラーメンを味わいに行ってみよう。

※表記価格はすべて税込み(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)