神奈川の人気ラーメン店が「ラーメンWalker神奈川2020」の読者のために、月に1回ずつラリー形式で限定ラーメンを作る「限定麺ラリー」。今回はコラボラーメンで開催!人気店同士がタッグを組んで、ここでしか食べることのできない至極の一杯を作り上げる。また、ただのコラボではなく、2人の店主が影響を受けた‟思い出の一杯"を独自アレンジを加えて完成させていくという壮大な企画になっている。コラボする2店の共通ラーメンを食べたことのない人もいるはずだが、すべて神奈川から誕生したものばかり。神奈川のラーメンの歴史のすばらしさを、登場する各限定麺を通じて感じられるはずだ。

2020年2月は、横浜の吉野町にある鶏を使った淡麗ラーメンの人気店「鶏喰〜TRICK〜」。1月に行った「らぁ麺 飯田商店」とのコラボで、かつて横浜にあった「麺や 維新」をリスペクトした一杯を作り出す。

■ 優しい醤油ダレが素材の旨味を引き立たせる至極のラーメン

「康太リスペクト醤油」(1,200円、1日20杯限定)。食べられるのは2020年2月19日(水)〜23日(祝)。

1月に行った「らぁ麺 飯田商店」の限定麺で、素材のよさを前面に出した「麺や 維新」(2008年〜13年まで、現在の横浜「維新商店」の前にあった清湯ラーメンの名店)のすばらしさを堪能できたが、今度は「鶏喰〜TRICK〜」が、この一杯に挑む。「鶏喰〜TRICK〜」の西垣店主は、「ラーメンの世界に入る前に、何気にフラっと『麺や 維新』さんに入ったのがきっかけ。スープやチャーシューのおいしさ、そして水へのこだわり、きれいな盛り付けなど、どれも衝撃でした」と語るほどで、現在の「鶏喰〜TRICK〜」にも多分に影響を及ぼしているのは間違いない。

そんな西垣店主が作る限定麺は、スープは豚(ゲンコツ)や鶏ガラ、丸鶏に、サンマ、カツオ、サバの魚を合わせたもの。そして醤油ダレは、和歌山、群馬の醤油、長野の再仕込み醤油をブレンドしたもので、スープの素材のよさを引き出すために、キレではなく、ふんわりと優しい味わいになっている。飲んだ瞬間に、ホッと安心できるようなそんな一杯が期待できそうだ。

そして、麺は「らぁ麺 飯田商店」の飯田店主の自家製麺。支那そばや御用達粉を使用した平打ち麺になっている。西垣店主の醤油スープと飯田店主の自家製麺がどんな融合を果たすのか、このコラボは貴重なだけに食べ逃せないところ。

西垣店主、飯田店主共に「今でもお世話になっている先輩」と口をそろえるほど、長崎店主の人のよさもリスペクトの要因。西垣店主は「人としての憧れはあります。今でも大変お世話になっていますし、自分は兄さんと呼ばせていただいています」と笑顔を見せる。また「長崎さんとつながったことで、『支那そばや』の佐野さんともつながった。人と人とのつながりをとても有り難く思います」と語る。まさに今回の「鶏喰〜TRICK〜」の限定麺ラリーは、1月の「らぁ麺 飯田商店」同様に、神奈川ラーメンの「温故知新」を体現するような一杯になる。

【実施日】2020年2月19日(水)〜23日(祝)

【鶏喰〜TRICK〜】住所:神奈川県横浜市吉野町4-20 電話:045-341-0509 時間:11:00〜14:00、18:00〜21:00、土曜、日曜11:00〜15:00(各LO)※スープがなくなり次第終了 休み:月曜 席数:10席(カウンター6、テーブル4) ※禁煙 駐車場:なし アクセス:横浜市営地下鉄吉野町駅3出口より徒歩1分

限定麺ラリーは、2020年8月まで毎月開催。2020年3月&4月は「中村麺三郎商店」(3月)と「地球の中華そば」(4月)のコラボと、人気店が続いていくので要チェック!食べる際に各店からシールをもらって、本誌の台誌に貼ろう。参加店を巡って、シールを5枚集めると「ラーメンWalker特製のレンゲ」を30名に、10枚集め、コンプリートすると10店舗からの「すてきなオリジナルのレアグッズ」どれか1つが抽選でもらえる。 定番メニューとは異なるこのイベントだけの珠玉の一杯をお楽しみに!

※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker神奈川2020」が必要です(1人1冊、電子版不可)。

【ラーメンWalker神奈川2020限定麺ラリー参加店舗】2019年11月「らーめん森や。」、12月「横濱丿貫」、2020年1月「らぁ麺 飯田商店」、2月「鶏喰〜TRICK〜」、3月「中村麺三郎商店」、4月「地球の中華そば」、5月「RAMEN渦雷」、6月「支那蕎麦屋 藤花」、7月「川の先の上」、8月「田上家」

【取材・文=瀧本充広、撮影=奥西淳二】(横浜ウォーカー・瀧本充広)