数々のラーメン店がしのぎを削る山形。一方で、同じ麺類として、山形の伝統食であるそばも盛んに食べられてきた。そこで今回は、山形県のソウル麺といえるラーメンとそばの両方、“そばラー”が楽しめる店を紹介!<※情報はラーメンWalker山形2020より>

■「手打 水車生そば(すいしゃきそば)」(天童市鎌田本町)

創業150年を超える老舗そば店。名物の鳥中華は、そばのツユに中華麺を入れたまかない飯を、裏メニューとして常連客に出したのがはじまり。厳選したカツオ節や昆布などで作るそばツユに鶏肉の旨味が調和して、香り高く味わい深い一杯となっている。

おすすめは「鳥中華」(780円)。柔らかく煮た鶏モモ肉のほか、ネギやミツバ、刻み海苔など、日本そば風の具がふんだんにのる。コクと甘味のある和風スープを黒胡椒の辛味と香りが引き締める。このほか、山形と北海道の契約農家から仕入れる玄そばから、当日使う分だけを自家製粉する「元祖板そば」(1600円)もおすすめ。

<住所:天童市鎌田本町1-3-26 / 時間:11:00〜23:00 / 休み:なし>

■「手打ちそば 港屋」(山形市和合町)

石臼びき手打ちそばの有名店。そばはもちろん、創業当時から提供する中華そばもファンが多い。カツオ、ソウダ、サバ節でダシを取り、牛骨と鶏ガラを加えたスープは、にごりがなく透明度が高い。魚介のしっかりとした旨味と牛骨のまろやかさを感じられる一杯だ。

おすすめは「中華そば」(670円)。山形県産「ゆきちから」を使った特注麺は、口当たりが軽く喉越しもよい。庄内豚を使ったチャーシューは、夏はモモ、冬は肩ロースと季節で使用する部位を変えている。また、そば粉は、細麺には歯応えのよい「でわかおり」、太麺には香り豊かな「最上早生(もがみわせ)」を使用。2種類のそばを食べ比べできる「相盛りそば」(940円)も絶品だ。 

<住所:山形市和合町2-1-30 / 時間:11:00〜15:00、17:30頃〜19:30※売り切れ次第終了 / 休み:火曜(祝日の場合営業)>

■「といや ほなみ分店」(寒河江市ほなみ)

河北町にある、肉そばとカツ丼が名物の店「といや」の分店。本店の味を受け継ぎつつ、ほんの少しアレンジ。節・煮干し・昆布の旨味と鶏油を合わせたスープが自慢だ。「きざみとりつけそば」は、ほなみ分店のオリジナル。本店でも名物の「タレカツ」(900円)も人気。

おすすめは「中華そば」(700円)。カツオとサバ節、カタクチイワシの煮干し、昆布で取るダシに、鶏油と背脂でコクをプラス。国産豚肩ロースのチャーシューは、大きな塊で煮て旨味を逃がさない。肉そばのツユにカツオダシを効かせ、鶏油を多めに浮かべて熱さを保つ「きざみとりつけそば」(800円)も人気メニューだ。

<住所:寒河江市ほなみ3-10-25 / 時間:11:00〜14:45、17:00〜18:45、火曜〜14:45(各LO) / 休み:水曜>

人気のソウル麺、“そばラー”を提供する3店を紹介した。このほかにも数多くの名店が山形県内には存在するので、まずは「ラーメンWalker山形」お墨付きの店から足を運んでみよう。

※価格はすべて税込み

※新型コロナウイルス(COVID−19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。