ゴンチャと聞いてタピオカミルクティーをイメージする人も多いが、実はタピオカ店ではなく上質なお茶を提供するブランド。そんなゴンチャから、今年に入って看板商品のティーメニュー以外のメニューも次々登場。そこで今回、ウォーカープラスの新企画「ウォーカービズ」では、初のフードメニューの発売を開始したゴンチャを取材した。

一昨年から続いていたタピオカブームが落ち着き、今年に入ってタピオカドリンク店の閉店もよく見かけるようになった。そんな中、順調に店舗数を増やし、このコロナ禍にありながら、過去最高数の店舗増加をしているゴンチャ。会長兼社長兼CEOの原田泳幸氏は、今年初め55店だった店舗を年内中に90店に増やすという。

■ゴンチャにとって「タピオカ」はあくまでトッピングの1つ

タピオカブームの中でも“タピオカ専門店”をよそに高い人気を得ていたゴンチャだが、そもそも、ゴンチャは“タピオカ店”ではない。上質なお茶を提供する中で、タピオカはあくまでトッピングの1つだ。

ゴンチャの一番のこだわりは世界最高品質の4つの茶葉。阿里山 ウーロンティー、ウーロンティー、ジャスミングリーンティー、ブラックティーだ。お茶の味には絶対的な自信を持ち、今回このお茶のよさをより感じてもらえるように、お茶と一緒に楽しめるフードメニュー発売することとなった。

今回販売となったのが「彩々粥(さいさいがゆ)」。日本をはじめアジアで広く知られているお粥をゴンチャらしくアレンジしたメニューで、その名前には“ゴンチャのお粥を食べると1日が彩られる”という思いを込めたという。

種類は3種。「参鶏湯」(540円、ティーセット680円)は、鶏のダシで米がとろとろになるまでじっくり煮込み、生姜の香りをアクセントにした中華風粥に、蒸し鶏とフライドオニオンを合わせ、松の実、糸唐辛子をトッピング。鶏の旨味を感じる優しい味わいだ。

「生姜トマト」(540円、ティーセット680円)は、同じ中華風粥にトマトソースと鶏そぼろを合わせ、粉チーズやパセリをトッピング。トマトの酸味を感じるさっぱりとした味わい。洋風な印象のトマト粥に葱生姜醤(ネギショウガジャン)を効かせることで、ゴンチャらしくアジア風にアレンジしている。

「塩昆布」(480円、ティーセット620円)は、国産米を五分粥に仕立て、食感を楽しめる日本の白粥に細切りの塩昆布をトッピング。お米の甘みを感じる、シンプルで日本人になじみのある味にホッとできる。

シンプルなお粥はお茶と合わせるのがおすすめということで、4種のストレートティーから選べるお得なティーセットがある。なかでもすっきりしながらも甘みを感じられる「阿里山 ウーロンティー」がおすすめだ。

■数年以内に“国内店舗を400店まで拡大”することが目標

ゴンチャがフードメニューを開発したのは「より客層を広げること」と、「来店頻度の向上」のため。これまで以上に店舗を拡大していくなかで、ゴンチャの課題が客層の拡大と来店頻度の向上だった。そのための取り組みをスタートさせたのは今年3月。まず始めたのは「学割」だ。特にティーン層が気軽に店舗に足を運べるよう、若い層に特に人気のタピオカトッピングのミルクティーを、学生証を提示することで300〜350円とした。通常トッピングをプラスすると600円前後するドリンクをお得に飲むことができると大きな話題となった。

6月にはグランデュオ立川店でコーヒーメニューを先行販売。7月には「美酢(ミチョ)」というフルーツビネガーを使った新しいドリンクの導入と、次々と新しい展開を見せてきた。コーヒーメニューについては、今回のフードメニューの導入と同時に、グランドメニューとして全店(一部店舗を除く)で販売がスタートした。

さらに今回、新しいサイドメニューの「クリーミータピオカ」(150円、彩々粥ティーセットに追加の場合100円)も登場。1時間以上丁寧に調理した、やさしい甘味ともちもち食感のトッピングメニュー「タピオカ」をアレンジしたもので、ミルキーでほんのりしょっぱい「ミルクフォーム」と合わせたデザート。「ストロベリー」と「黒糖」の2種のフレーバーで楽しめる。

続々と新しいメニューを増やし、進化するゴンチャ。フードメニューの登場もまた、さらに新しい客層の獲得と利用者の来店頻度向上を促進するだろう。この先、年内中も新商品を予定しているという。数年以内に“国内店舗を400店まで拡大”することを目指すゴンチャの、今後の取り組みに注目したい。

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