子供たちに人気のきかんしゃトーマスが、幼児教育に重要な役割を果たしていた——。そんな驚きの研究結果が発表されたのは、2019年5月のこと。NPO法人・東京学芸大こども未来研究所と、トーマスのマスターライセンスを保有するソニー・クリエイティブプロダクツによる共同研究プロジェクトで、きかんしゃトーマスの教育的効果について検証が実施された。

プロジェクトでは、CG版のアニメ計204話を対象に、ナレーションや登場人物のセリフを抽出。ストーリーの主題を分析したところ、「トーマスのアニメを視聴することで“非認知能力”の向上が期待できる」、「トーマスの世界観に触れることで“認知能力”と“非認知能力”のバランスの取れた土台形成が期待できる」と実証されたのだ。そんな研究成果を基にしたお役立ち本「きかんしゃトーマスでつなげる 非認知能力子育てブック」(税抜1700円)が、東京書籍より発売された。

“非認知能力”とは、幼児期の環境や教育により育まれる、自己肯定感や自制心、協調性や社会性など、数字では表せない能力のこと。対する“認知能力”は、数や言葉、色の理解など、点数で表すことのできる能力のことで、この“認知能力”を伸ばすためにも、“非認知能力”の研鑽は欠かせない。双方をバランス良く身につけることが、子供の人生を豊かにするのだそう。

同書には、親子で楽しめるきかんしゃトーマスの10の物語と、74もの登場人物の図鑑ページを掲載。加えて、“非認知能力”にまつわるコラムなども盛り込まれている。厳選されたストーリーと図鑑を通じ、子供たちは“非認知能力”と心を育み、保護者は“非認知能力”への理解を深め、気づきや見極め方を学ぶことができるのだ。

外出自粛中のおうち時間にこそ、親子で一緒に読みたい1冊。購入、全国の書店、またはネット書店にて。

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