「投資に興味はあるけど、なんだか難しそう…」「専門用語がたくさんあって、よくわからない…」

最近では投資が注目されていますが、難しい専門用語の多さから、始めるのに躊躇している人が多いのも事実です。

そこで本記事では、投資にまつわる用語を解説していきます。実践に入る前に、まずは基礎的な用語について押さえておきましょう。

■基礎的な用語(1)投資
投資とは将来に利益が返ってくることを見込んで、自分が所有する資金を投じることです。主に以下のような商品があります。

・株式
・投資信託
・債券
・FX
・不動産
・iDeCo
・金
・仮想通貨

注意すべき点は投じたお金が少なくなる、もしくは失ってしまうリスクもあるということです。ハイリスクハイリターンなものから、ローリスクローリターンな商品までがあるため、初心者はまずローリスクローリターンな商品から始めることをおすすめします。

■基礎的な用語(2)投資信託
投資の中でも株式投資に続いてメジャーなのが、「投資信託(ファンド)」。投資家から集めたお金を使って、専門の資金運用会社が投資家の代わりに株式や債権に投資することです。運用成果は、各投資家が投じた金額に応じて分配されます。

集めた資金をどのような株式や債権などに投資するのかは、それぞれの資金運用会社の専門家(ファンドマネージャー)が決めます。そのため投資家は投資する商品までは決められますが、具体的な株の個別銘柄を決める必要がありません。この点から、専門的な知識のない初心者でもトライしやすいことが特徴です。

一方でデメリットは、数多くある商品の中から、どれが自分に合った投資信託なのか吟味する必要があることです。また、いくらプロの投資機関に任せたからといっても、資金運用会社に預けたお金(=元本)を利益が下回る、「元本割れ」が起きる可能性もあります。あくまでもリスクを伴うということを、覚えておきましょう。

■基礎的な用語(3)NISA
通常、投資信託や株式投資で得た利益には、約20%の税金がかかります。しかしNISAは、投資信託や株式投資から得た一定金額内の利益や配当金に対して税金がかからなくなる制度です。例えば、100万円の利益が出た場合に通常であれば20万円が税金として引かれてしまうところ、NISA口座で購入していればそのまま100万円を受け取ることができるのです。

なお、非課税となる金額の範囲は毎年120万円まで、年数は5年間と定められているため、最大600万円までが非課税の対象となります。

■基礎的な用語(4)積立NISA
積立NISAは2018年からスタートした制度です。投資で得た利益に税金がかからない点はNISAと同様ですが、非課税となる金額の範囲が1年間最大40万円、年数が最大20年間までという違いがあります。そのため、少額を長期間積み立てて運用を行えることが特徴です。

また積立NISAは、毎月口座から自分で決めた金額が自動で引き落とされ、あらかじめ選出した金融商品を買い付けるシステムとなっています。このような点から、初心者でも挑戦しやすい投資だと言えるでしょう。

■基礎的な用語(5)iDeCo
iDeCoとは老後の資金を作るための私的年金制度で、正式名称は「個人型確定拠出年金」です。毎月一定金額の掛金を積み立て、自分で金融商品を選んで掛金を運用する仕組みとなっています。またNISAや積み立てNISAと同様に、運用によって発生した利益は20%の税金が非課税となります。

一見NISAに似ているiDeCoですが、60歳以降にならないと掛金を受け取れないことが特徴です。また、掛金・運用益・給付を受ける際には税制上の優遇措置が取られているため、節税対策としても活用できるでしょう。

■基礎的な用語(6)確定拠出年金
確定拠出年金とは、資産を運用しながら老後資金を準備するための私的年金制度です。確定拠出年金の中には企業型と個人型があり、ここにiDeCoも含まれています。企業型の場合にもiDeCoと同様に利益が非課税となり、積み立て時や給付時に節税の効果があることがメリットです。

高齢化社会が進行する中、公的年金だけでは老後に不安を感じる人も多いのでは?確定拠出年金を活用して老後に受け取る金額を増やすことが、今後はさらに大切になるでしょう。なお企業型の場合、企業が積み立てる事業主掛金の運用自体は、加入している従業員が行います。

■基礎的な用語(7)FX
FXはForeign Exchange(外国為替)の略で、ある国の通貨を他の国の通貨と交換することを指します。簡単に言えば「日本円をユーロや米ドルに両替する」ということそのものが、FXなのです。

特徴は、取引額の一部に相当する小額のお金を「証拠金」として取引相手に預けるだけで、大きな金額の外国為替取引を行うことができる点です。為替レートは24時間いつでも取引できるという利点を持つ一方、いつ急激に変動するかわからないというリスクも。安定した利益を生みだすには、相応の勉強量が必要です。

今回は投資に関する基礎的な用語を、7つ紹介しました。将来に備えて投資を始めたいと考えている人は、ぜひ覚えておいてください。