一本筋が通った“オット“さんのこだわりが実は妻と違っていたら?そんな実話をエッセイにしたたぬポンド(@tan_uk_ijiru)さんの「オット漫画」を紹介する。イクメンでポジティブ。でも、突然豆腐メンタルになるという一風変わった旦那さんのエッセイに「旦那さん可愛い!」や「うちの旦那もです!」と共感を得ている。

たぬポンドさんは、とオットさんと娘と息子の4人家族。出勤時間が早く、1日子供の顔が見られないという理由から、寝室の入り口で子供の寝顔を見ながら朝ごはんを立ち食いするオットさん。子供の寝顔を愛でながらご飯を食べるという一見異様な光景だが、家族愛を体現するオットさんに、見ているこちらがあったかい気持ちにさせられる。そんな一風変わった旦那さんのエピソードを描くたぬポンドさんに詳しい話を伺った。

■オット流の愛ある奇行がおもしろい
――漫画でオットさんは「光属性」で「豆腐メンタル(打たれ弱い)」と描かれていますが、実際の性格をお伺いできますか?

夫の長所はポジティブなところで、短所はポジティブ過ぎるところです。将棋とゲームが大好きな人です。

ゲーム用語で正義感が強く、ポジティブなキャラクターを「光属性」という。自分の性格もよく把握していて、電気を消して欲しいとお願いしても「俺は光属性だから闇属性の魔法は使えない(消せない)」などと、さらにポジティブな返答が返ってくる。

――とても優しくて理解力のあるご主人ですが、漫画を読んでいると独特な世界観をお持ちだなと思いました(笑)。塩野七生さんの「男たちへ フツウの男をフツウでない男にするための54章」を読んだのには笑いました。その後、旦那さんに何か変化はありましたか?

チェーザレ・ボルジアとかニッコロ・マキアヴェッリみたいな現実主義な男になる気なのかとハラハラしましたが、特段変わりなかったです。

――「黒がおしゃれだ」というエピソードにもかなりの反響がありました。共感される方も多かったですが、いかがですか?

いろいろな「○○はおしゃれ」論や、「うちの旦那は××をいつも着てる」など、たくさんの話が聞けて面白かったです。

――「令和なのに」は、1.2万いいねがありました。使いやすいネタのようになっていますね。楽しい旦那さんなのでネタには困らないのではないでしょうか?

「令和なのに」は、手厳しいリプを昇華させようとかいう意図もなく、ただ彼のツボにハマっただけの話です。ですがたいがい夫のこういう「とくに何も狙っていない」言動が私には面白いので、メモがてら漫画にしています。

――その他にどのような漫画を描いていますか?

育児や諸々のコミックエッセイ、企業の広告用の漫画などを描いています。

その他、大人になるまで「たこ焼き」や「焼肉」を食べたことがなかったオットさん。初めてデビューしたエピソードも面白い。普通だと思っていたことが普通じゃなかった考え方や捉え方も独特な世界観があるオットさん。今後どんな話題を提供してくれるのか楽しみだ。

取材協力:たぬポンド(@tan_uk_ijiru)