ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」(@konekowohirotta)さん。そのまま保護して、ティチャラと名付け育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます。



■751日目
暑くなってきた為か、普通の猫(?)の換毛期くらい毛が抜けそうな気配があったので、いつもよりやや念入りにブラッシング。ブラッシングが好きな黒猫、ゴロゴロ言いながらせっせと腹を出したり背中を出したり。最後に抜け毛で黒猫ボールが出来たので頭に乗せた。凄く微妙な顔をされた。

■755日目
1歳児寝かしつけの為別室に移動したところ(静かな暗い部屋でおんぶしながらキラキラ星をエンドレスリピートで歌うと寝る)、当然のようについてきた黒猫、うっかり入り損ねる。鳴いたりドアを引っかいたりはしなかったが、動きに反応して廊下のライトが付くのでさながら妖怪のようであった。

■778日目
箱(だったもの)を巡る攻防。1歳児が入ってもちょっかい出さないのに、キジトラがたまーに入ると手を出してしまう黒猫。キジトラにも使わせてあげて。

■785日目
珍しくキジトラが黒猫の尻枕を堪能。
気温的にもそろそろ24時間エアコン(主に猫用)の季節になってきたので、エアコンの効いた快適な部屋ですやすや心地よく眠る猫ら。来世は家猫になりたい。

■811日目
朝の緊急地震速報で起きて大泣きする1歳児(もともと起こす予定だったのでちょうど良かったといえばちょうど良かった)を、特に何事もなかったかのような落ちつきで見つめる猫ら。音に驚くということもなければ、第六感で地震前にソワソワするということもなかった。

■823日目
お風呂に整列して入ったかと思えばふたり仲良くお風呂のお湯観察。キジトラに至っては入浴中でも湯船のお湯を観察。1歳児は蛇口からチョロチョロと出るお湯を観察(写真死角に配偶者が隠れてる)。何が楽しいのかとは思うが、お風呂のお湯(水でもいい)は、彼らを虜にするほど魅力に溢れている。

■853日目
朝目覚ましが鳴ると、ごはんかごはんかとソワソワし始める猫ら。一緒に起きて金魚のフンのようにくっついてきて、食事が終わると満足げに寝転がる。二度寝でもするのかと放置していたが、数分後通りすがりに覗いたら黒猫だけマットから落とされていた。特に争いの音は無く静かだったのだが。

■860日目
年に1度の血液検査とワクチン(徐々に涼しい季節に移行予定)。ふたりとも颯爽とキャリーに入るので移動はスムーズであるものの、キジトラと違い、数秒のガマンが限界な黒猫は採血で予想通りの絶叫(ワクチンは顔を埋めて隠れていたがお尻丸見えだったのでそのまま接種)。帰宅後おやつあげた。

■922日目
帰宅するとき、玄関ドアの郵便受けをソッ…と開けると、大抵いる。めちゃめちゃバレてるし見てる。鍵を開ける間、郵便受け越しに1歳児と何か喋ったりしてる(玄関の電気はセンサーで点灯するので明るい)。

■930日目
黒猫、排尿したと思ったらその2分後位にもう一回トイレで用を足すのをたまたま見かけたので、「頻尿か?」と思いトイレシート確認したところよくよく見ればうっすら血尿。その後特に無症状だったが軽度膀胱炎の為治療へ。黒猫は薬をオヤツとでも思ったのか手から食べた。

■【この時期の特徴・注意点】トキソプラズマ症に注意
飼い主さんやご家族が妊娠した時に、一応の知識として頭の片隅に入れておきたいのが「トキソプラズマ症」。

トキソプラズマという原虫(人間につく寄生虫のうち単細胞で非常に小さいもの)による症状を指すもので、この原虫はほぼ全ての哺乳類や鳥類に感染するものの、例えば人間の場合健常者であれば多くは無症状の経過を辿ることが多いです。ただ、感染したのが免疫不全者であれば重篤な症状を引き起こしかねず、妊婦の初感染では胎盤を通して胎児に感染し、流死産や赤ちゃんへの先天的な障害が出てしまう可能性があります。

こうした話を聞くと恐ろしく感じてしまうかもしれませんが、トキソプラズマの主な感染経路は
①感染した生肉に気付かず十分に火を通さず食べるか
②感染した猫の糞の付着に気付かず手や食べ物を洗わずに口に入れてしまうか(例えば土いじりなど)
が大きな二択となります。

確かにトキソプラズマにとって猫は終宿主と呼ばれる非常に重要な存在ではありますが、基本的に外に出さない家猫から感染するのは、特殊な条件が揃わなければ可能性としては限りなく低いといってもよいでしょう。

猫がどうこう、というよりも生肉や手洗いに気を付けた方が感染を防ぐにはよほど効果的ですが、それにも関わらずひと昔前には(もしかしたら現代でも)「妊娠したら猫を手放した方が良い」などと言われることも多かったようです。

妊娠前にトキソプラズマに感染した経験がある場合はトキソプラズマに対して抗体を持っているので心配はいりません。妊娠中に初めて感染してしまった場合のみ、前述のような胎児への影響がありますので日常生活でも少し気にかけておくといいでしょう。

もちろん猫を飼っているだけで感染するという病気ではありません。注意点を知識として持っているだけでも対策となりますので、過敏になりすぎず生活してください。



※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください。