2022年7月4日に発売された、株式会社カンゼンの新刊「世界の科学者が調べたすごすぎる実験の図鑑」(1870円)。古今東西の科学者たちが行った実験や研究から厳選した100を掲載したものだが、ユニークかつバラエティに富んだ数々の科学雑学が好評を博している。

■図解、イラストでわかりやすい!
本書では心理学、生物学、脳科学、人工知能、再生医療、教育など多岐にわたるジャンルを掲載。1章は「生活に関係する実験&研究」、2章は「人体に関係する実験&研究」、3章は「動物に関係する実験&研究」、4章は「人間の心理に関係する実験&研究」と、日常のささいな疑問や不思議を凝縮した4つのテーマで構成されている。

「不老不死は実現する?」といった最先端のテーマから、「核戦争が起きてもゴキブリは生き残ることができる?」のようなチマタの噂的なものまで、多種多様な科学者の“飽くなき探求心”が感じられる実験や研究が満載。ページをめくるごとに科学の面白さに思わず引き込まれてしまう。

ちなみに、「科学は難しい」という先入観は不要!いずれも図解やイラスト付きで、わかりやすく解説されているので、「科学はちょっと苦手…」という方でも最後まで飽きずに、楽しく読めるよう工夫されている。

■研究者たちの情熱にも注目!
本書には、「地球そっくりの環境を人工的に作ったらそこで人は生活していけるか?」を検証するために、実際に世界中から動植物を集めて地球環境を砂漠に再現した「バイオスフィア2」実験から、体のどこを刺されたら一番痛いかを確かめるために毎日ハチに刺され続けた大学院生や、世界各地で合計1万7000個以上もの財布を落とし「どのくらい財布が戻ってくるか?」を調査した研究チームまで実にさまざまなテーマが登場。

「なぜそんな実験をしたんだ!?」と思わずにはいられない、変わった実験やエキセントリックな研究もあるが、いずれも論文としてきちんと発表されているものばかり。「なぜネコはマタタビが好きなのか?」を研究し、それまでの定説を覆す発見をした日本人研究者など、本当に“すごすぎる実績”が記された本なのだ。

普通の人がたとえ疑問に思っても、そうそう調べられないような事柄を日々大真面目に研究した彼らの情熱あふれる“研究愛”。思わず感動してしまったり、声を上げて笑ってしまったりと、読めば読むほど科学雑学を自然に学ぶことができ、誰かに話したくなってくる。もちろん科学の入門書としてもおすすめだ。

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