雑誌「egg」や「ageha」が全盛期の頃に流行ったいわゆる“ギャルメイク“。つけまつげを2重につけたり、アイラインはややタレ目に長く引いて目を大きく見せる「盛りメイク」が一世風靡した。

イラストレーターであり、Twitterであるある漫画を描いている作者のすれみさん。高校時代そのブームに乗れず、密かにギャルメイクに憧れていたという。今回アラサーになり、あの頃(2007年)の「ギャルメイク」にチャレンジしてみたい!という欲望が湧いてきたという。その実写型のメイク漫画を紹介する。

■ベースメイクは陰影をつけて立体的に!細眉がポイント
ドーンとまずは、スッピンの状態からスタートする。

そこからベースメイクを施していくが、ポイントはハイライトとシェーディングで陰影をつけた立体的なベースにすること。これは、ナチュラルメイクにも応用できる。わかりやすいイラスト付きで、塗り方も一目瞭然なのが嬉しい。

アイライナーは、ジェルライナーとペンシルライナーを上下で使い分けるなどのこだわりも。目頭は切開させて、目尻やや長めにタレ目にすることで優しく大きな目になる。

ここで登場するのが、ギャルメイクの最大のポイントであるつけまつげだ。あの頃のギャルが最も愛用していたのが、「ダイヤモンドラッシュ」や「ドーリーウインク」である。今回も同様のつけまつげを使用する。

つけまつげは、1.5枚の2段づけでボリューム感を出す!すると、一気にギャルに変身!

念願のギャルメイク完成した。いかがだろうか?アラサーになったすれみさんのギャネメイクが完成した。制服を着て、まさにあの頃のJKになりきって満足げである。

■ギャルメイクをしてみた感想を伺った
――初のギャルメイク。実際に体験してみてどうでしたか?

いつも以上に濃い顔、重いまつげ、大胆過ぎる眉毛やアイラインの引き方など、初体験尽くしで楽しかったです!しかし、あの時代のギャルたちは、これを普段から引っ提げて生活していたと考えると大変だったろうなぁ〜という気持ちが勝ちました(笑)。

――どのくらいメイク時間がかかりましたか?いつものメイクと比べてどうですか?

1時間以上かかりました。しかしこのときは教えてもらいながら恐る恐るメイクしたので、慣れればもう少し手早くできるかもしれません!普段は適当だと10分、しっかりメイクだと30分かかるので、ギャルメイクも取捨選択しながらやれば時短メイクできそうな気はします。(でもつけまとかは必須なので、最低でも30分はかかりそうです!(笑))

――ベースのノーズシャドウなどのシェーディングの入れ方だけでも、随分変わって見えますね。一番のポイントはどこだと思いますか?

一番は眉毛かな、と思っています。あの時代(2005〜07年頃)のギャルになりたかった私にとってのポイントですが。ぱっと見た時は、アイメイクの濃さが目につくのですが正直ギャルのアイメイクって現在とそんなに大きい変化はないと思っていて。眉毛の細さや角度が今のギャルでもありえないものなので、一番のポイントです。

――すれみさんの高校生時代に流行っていたギャルメイクはどのようなものですか?

私の高校時代はギャルが衰退してきた頃なので、流行のギャルメイクというよりは、昔のギャルメイクが少し残っている程度でした。なのでギャルへの憧れが強いのかもしれません(笑)。

――その他にどのような漫画を描いていますか?

メインはTwitterで「あるあるネタ」を描いています。また、メイクの基礎をまとめた『さよならブスメイク 自己流メイク卒業マニュアル』という書籍を出版しております。自身のメイク失敗エピソードや、それぞれの顔に合ったメイク方法を漫画で分かりやすく説明した本です!

また、ブログでは、私のただの日常を描いた4コマや、今回のギャルメイクのようにさまざまなメイクプロセスをまとめものなどを載せています。

普段ナチュラルメイクをしているとパンチが強すぎて、敬遠してしまいがちなギャルメイク。実はJKたちなりに多くの情報を精査し、よりベストなメイクを考え、編み出したものなのだ。かかる時間や細かいこだわりを知ると、あの頃のギャルたちの努力に脱帽である。

取材協力:すれみ(@_Smitter2)