この春、とびきりキュートなパリの住人「リサとガスパール」の新作絵本「リサとガスパール オペラざへいく」が、河出書房新社より発売されることが決定した。「リサとガスパール」の絵本が日本で発売されるのは、なんと6年ぶり。さらに、発売日となる2023年3月23日(木)には、絵本シリーズの中でも人気の高い「リサとガスパールのレストラン」の新訳版も同時発売される。

実はこの2冊、これまで日本で販売されていた絵本シリーズとは大きく異なる。リサとガスパールの絵本が日本で初めて翻訳刊行されたのは、2000年のこと。原書のスタイルが日本では珍しかったこともあり、当時のシリーズは日本の子供向けにあえて文章量を短くし、親しみやすくアレンジを施したものだった。

新たに刊行されるシリーズは、作者のアン・グットマン氏、ゲオルグ・ハレンスレーベン氏による原書を、そのまま日本語へと翻訳しているのが最大の特徴だ。翻訳者は、これまでと同じく石津ちひろ氏。リサとガスパールの世界観を最も理解している翻訳者であり、リサとガスパールが日本へやってきた当時からのファンにもなじみある文体は不変だ。新訳版では、原書の持つ味わいを忠実に再現した訳文で、親子二代を楽しませてくれる。

さらに、ブックデザインは、幅広い書籍の装丁やデザインを担当する名デザイナーで、スヌーピーのコミック集「完全版ピーナッツ全集」も手がけた、川名潤氏が担当。アン・グットマン氏による原書のデザインを尊重し、ゲオルグ・ハレンスレーベン氏の作画に日本語の訳文が活きる1冊へと仕上げられた。

なお、過去に刊行された絵本シリーズは、「リサとガスパールのレストラン」新訳版の発売を皮切りに、隔月で1作ずつ刊行される。毎巻、リーフレット「リサとガスパール通信」が添えられるとのことで、第一号では原作者アン・グットマン氏、ゲオルグ・ハレンスレーベン氏による描き下ろしイラストを収録するほか、日本の読者へ向けたメッセージも掲載。

新訳版となる河出書房新社版の「リサとガスパール」シリーズは、「リサとガスパール通信」付きで定価1320円(本体1200円+消費税)。判型は一辺が19センチの正方形だ。

親子で一緒に絵本の世界を堪能でき、より作品への理解を深めることのできる新シリーズ。ぜひ手に取ってみて!


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