「盲導鳥がうるさい」とお客からクレーム!?消せないと説明するも質問攻めのお客に説明が通じないと困り果てる駅員…【作者に聞いた】
ある日、ペン助のもとへクレーマーの田中さんがやって来て声を掛ける。すると「子供が通るたびにピヨピヨうるせぇ!!耳障りなんだよ」といつものように怒った様子でクレームを言うではないか。
ペン助は「すいません、消せないです」と伝えたが、「じゃぁ一日中聞こえる鳥の声はなんだ!!」と今度は質問してくる。「これは盲導鳥です。目が不自由な人のためですよ」とペン助は丁寧に答える。
ペン助の回答に納得しない田中さんは「そんなん知るか。俺は目が見える」と主張。田中さんの様子を見て、これじゃキリがないと感じるペン助。
駅で聞こえる鳥のさえずりの音は盲導鳥と呼ばれ、お客さんの希望で消すことは出来ない。駅員は仕事なのでお客さんの質問に答えるが、話が通じない人が一番厄介なのかもしれない…。
本作以外にも、さまざまな駅員漫画を描いているザバックさん。ザバックさんに実際に仕事でのクレーマー対応について伺うと、「話が通じないと困りますね(笑)」と語る。そして、本作に登場したクレーマーについては、「田中さんは駅員漫画でもう一回登場します」と話してくれた。
駅員経験が豊富なザバックさんの漫画は、どこか説得力がある作品がそろう。SNSやブログでは他の作品も投稿されているので、気になればぜひ読んでみて!
取材協力:ザバック(@theback_blog)