4児の母親のAyumi(@ayumis4children)さんは保育園勤務や会計士としてのキャリアを経て、現在は漫画家として活動中。SNSやブログにて漫画を公開し、コミカルな作風がネットを中心に注目を集めている。

今回は、看護師・看護学生向けの総合情報サイト「ナース専科」にて連載している漫画の中から反響の高かった3つの作品を紹介!


■窓の外に謎の女性が落ちてくるのを目撃!?「落ちてくる女」
主人公の看護師は、以前からスポーツ外科病棟の奥の部屋に何かを感じていた。ある日、ツバサ君という患者さんが入院してきてから、主人公も定期的にその部屋を見回りすることになる。そして、ツバサ君が退院する日、「毎晩病室の窓の外で女の人が上から降って来たんですよ…」と告白するも、冷静にアドバイスする先輩看護師。背筋がぞっとする話だが、先輩看護師の一言にはどこか感心してしまう。

■病院の壁に無数の血がついた手形を発見!?「懐中電灯の光に浮かび上がる、血の手型」
それは、お化けが怖い新人の前田ちゃんが夜勤していた日のこと。主人公が仮眠室で休んでいると、どこからか「キャー」という叫び声が聞こえてくる。主人公は懐中電灯を照らして慌てて声のする方向へ向かうと、なんと壁には無数の血の手形があり、そこには腰を抜かしている前田ちゃんの姿が!?その後、血の手形は患者さんのものだと分かったが、ハラハラした夜勤での出来事だった…。

■幽霊を退治するためにお経を唱える患者!?「患者さんが深夜に突然お経を唱え始めた夜」
いつも明るい雰囲気のサワコさんは、軽度の認知症を患う患者さん。ある夜勤の日、主人公は病棟の巡回でサワコさんの部屋を確認することに。懐中電灯を照らして病室を覗いてみると、そこには「南無阿弥陀仏」とお経を唱えるサワコさんの姿が!?主人公が話しかけても全く気づかない様子。同僚の看護師も駆けつけ、暫くするとお経が止まる。再びサワコさんの様子を見に行くと、サワコさんは起き上がりまたお経を唱え始めるではないか!?どうやら看護師を幽霊と勘違いしていたようで、その後は無事安眠したのであった。

本作以外にもさまざまなナース漫画などを描いているAyumiさん。ナース漫画を描く際に苦労したことについて伺うと、「専門的な機器を描く時に一番苦労します。全く想像できない時は、担当者さんに何度も聞いたりすることが多いですね」と話す。

「ナース専科」にて連載している漫画は、実際に看護師から募集したエピソードばかり。興味があれば、ぜひ読んでみて!



画像提供:Ayumi(@ayumis4children)