2017/08/03 19:32 ウェザーニュース

星たちも生き生きと輝く夏休み!
8月は未明から明け方に見ごろとなる天文現象が目白押しです。
体調管理をしっかりとして、天体イベントを楽しんでいきましょう♪

月と土星の接近

3日(木):月と土星の接近
8/2(水)〜8/4(金)
21時頃の南の空(東京)
3日(木)の夕方から夜中、月と土星が接近します。
肉眼でも観察できますが、天体望遠鏡があると、大きく開いて幅広く見える環を観察することができます。

30日(水):再び月と土星が接近
8/29(火)〜8/31(木)
22時頃の南西の空(東京)
30日(水)の夕方〜深夜、南から南西の空で月と土星が再び接近します。
土星は日付が変わる前後には沈んでしまうので、天体望遠鏡で環を観察する場合は早めの時間がおすすめです。

部分月食

8日(火)の早朝、月は最大で直径の4分の1ほどが欠ける部分月食が起こります。

この月食は、日本全国で観察することができますが、月の高度や夜明け時刻は異なります。
日本では南西に行くほど条件が良く、空の暗いうちに高い位置で月食を見ることができます。
逆に、北東に位置する北海道などでは、月食が終わると間もなく日の出を迎え、すぐに月も沈みます。

月は南西の空で2時23分頃に欠け始め、右下に向かって高度を下げながら、3時20分頃に最も大きく欠けます。
その後は欠けた部分が徐々に小さくなり、4時18分頃に元の丸い姿に戻ります。

ところで、月食は必ず満月のときにおこります。
アメリカの先住民は季節を把握するためつけていた満月の名前、8月はSturgeon Moon(チョウザメ月)だそうです。
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ペルセウス座流星群

三大流星群※の一つ、ペルセウス座流星群が13日の午前4時頃に極大を迎えます。
観測は12日(土)の夜〜13日(日)の明け方にかけてがおすすめです。

今年は明るい月がずっと出ているため、見える流星の数は例年よりやや少なく、ピーク時に条件のいい場所で観測しても、1時間あたり35個程度となると予想されます。

実際に観測する際は、月がなるべく視界に入らないようにしながら、空の広い範囲を眺めてください。

※三大流星群:1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群、8月のペルセウス座流星群のこと。

月と金星の接近

流星群の興奮冷め切らぬ約1週間後の東の空では、細い月と金星が夜明け前の空で接近。
仲良く寄り添いながら昇っていく様子をぜひお楽しみください。

皆既日食(アメリカ横断)

22日(火)3時頃(日本時間、アメリカでは21日)、北アメリカの広い範囲で今年2回目の皆既日食が起こります。
皆既食帯はアメリカ合衆国を西海岸から東海岸まで横断していて、陸上部分だけで長さ4200kmにも!

残念ながら日本で見ることはできませんが、現代に暮らす私たちは、中継動画を楽しむという選択肢もありますよね♪
ウェザーニュースでは、「皆既日食」の生中継を予定しています!22日(火)未明から明け方は、ぜひこちらもお楽しみください。(詳細は後日に別記事でお知らせ予定)

月と木星の接近

25日(金)の日没後、西の低い空で細い月と木星が接近します。
その近くにはおとめ座のスピカの姿も。月・木星・スピカの3天体が並ぶ様子は必見です。

参考資料など

【参考・参照元】
『天文年鑑(2017)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ(2017年8月)』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/