2017/07/17 13:13 ウェザーニュース

みなさんは、”特異日”をご存知でしょうか?
7月17日は、どうやら雨の特異日とのことですが…

調べて見ると、そうでもなさそうかも?

特異日って?

1年のうちで、ある特定の天気が現れやすい日のことを”特異日”といいます。
つまり、雨の特異日である7月17日は、毎年雨が降りやすいということ。

特異日には、晴れの特異日や雨の特異日だけでなく、寒さや台風襲来の特異日などもあります。

10月10日は晴れの特異日?

知られている特異日といえば、10月10日の晴れの特異日です。

この日は、1999年までは”体育の日”として祝日となっていました。
体育の日は、もともと1964年10月10日の国際的なスポーツの祭典の開会式を記念して、1966年から新たに国民の祝日として追加されたもの。秋の長雨の終わる頃で、ちょうどこの辺りから晴れの確率も多くなるのです。
(10月10日の晴れの特異日については、諸説あります。)

実際に、調べてみました

7月17日は、雨の特異日?

東京で“少しでも降水があった日”の割合を、過去30年分(〜2015年)調べて出してみました。

それが、こちらです。

う、なんだこれ、、、

データが多すぎてとにかく見づらいので、解説していきます。

表の行が1月〜12月、列が日付となっていて、各数字は雨があった日の割合です。
上の表の色分けは、以下のようになっています。
ーーーーーーーーーーーー
・30%〜50%未満…緑
・50%〜80%未満…黄色
・80%以上    …赤
ーーーーーーーーーーーー

7月17日の降水があった日の割合はというと、“67%”。50%以上の確率で降水があったようです。

で、この割合が高いかというと…
うーん。

黄色(50%〜80%未満)の日は1年の中でもだいぶ多く、表をざっと見ても、67%程度の日はけっこうたくさんあります。
これだけで見ると、少なくとも東京のここ30年では、7月17日は雨の特異日ではなさそうです(^^;)

むしろ、赤で塗られている日(80%以上)の方が、東京では雨の特異日と言えそうです。
…七夕も含まれますね。

特異日は過去の統計
今後はそうとも限らない?

そもそも特異日とは、先に述べたように天気予報とは関係無く、過去の統計から生まれたもの。
また、統計する期間や場所によっても大きく変わってしまうこともあります。

雨の特異日でも、晴れることだって、もちろん十分にあるのですね。

ちなみに今年の7月17日、今日は梅雨前線や湿った空気の影響を受けて、北日本や日本海側を中心に、広いエリアで雨が心配です。
一方、関東や西日本太平洋側では、昼間は強い日差しが照り付け、猛暑日の所が多くなりそうです。