2017/07/23 08:25 ウェザーニュース

23日から二十四節気「大暑」となり、一年で一番暑い期間が始まります。

そんな大暑の初候は「桐始結花(きりはじめてはなむすぶ)」ということで、
今回は桐についてお話ししたいと思います。

七十二候の桐はどっち?

桐始結花とは、桐の花が実を結び始める時期を表します。
しかし、紫色の桐の花は開花時期が5月から6月頃とされています。

時期が少しずれていますね?!
そこで持ちあがったもう一つの説が青桐(あおぎり)、別名:梧桐(ごとう)です。

青桐は6月から7月に花を咲かせます。
白くて軽い材が桐に似ており、木の幹が青いことからその名がついたと言われています。ただ、青桐は桐の仲間というわけではなく、別の植物のようです。

桐は貴重な木

桐は伝統的に神聖な木とされてきました。足利尊氏や豊臣秀吉などの天下人が好んで用いたため、政権担当者の紋章という認識が広がり、現代では内閣総理大臣の紋章に起用されています。
もう少し身近なところでいうと、五百円玉の表にも描かれています。

また、伝説の鳥「鳳凰」が住む場所であり、古代中国では幸運の樹とも言われていたようです。
他にも農耕生活に豊穣をもたらすとされ、大切に扱われていました。

二十四節気と七十二候

1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けた24の期間を「二十四節気」といいます。
そしてこれをさらに初候、次候、末候の5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候です。

二十四節気と七十二候は、その日だけではなく、次の節気または次の候までの期間も指しています。

参考資料など

【参照・参考元】
小石川植物園の樹木−植物名の由来−「アオギリ」http://www.geocities.jp/kbg_tree/frame-aogiri.html