2017/08/02 06:16 ウェザーニュース

天気予報を考え続けて10年。そんな空が大好きなウェザーニューズ社員が厳選した、8月の空の写真を紹介します。

8月は強い高気圧に覆われる季節のため、空や雲の変化は少なめです。

ただ、入道雲の栄枯盛衰は非常にドラマチックで見ごたえのある現象です。

青空

これぞ夏!
強い勢力の高気圧(太平洋高気圧)に覆われることで、上空には薄い雲も出来ない状況が続きます。
そのため、キレイな青空が広がります。

晴れることで気温もぐんぐん上がります。

気温が高く、空気がジメジメすることで入道雲が発生します(「大気の状態が不安定になる」という状況です)。

そして、入道雲がゲリラ豪雨を発生させます。

この流れは日本の夏の宿命です。

入道雲

入道雲は上空10kmを越える非常に背の高い雲ですが、横幅も10km程度です。

そのため、少し離れると、青空の中にそそり立つ白い山のように見えます。

ゲリラ豪雨を発生させる雨はこの幅10kmの雲の中のさらに一部から降ってきます。

そのため、雨が降るエリアは非常に狭く、天気予報ではピンポイントでゲリラ豪雨を予想することが困難になっています。

雨柱

ゲリラ豪雨を起こす入道雲は狭い範囲から大量の雨を降らせることで、大きな被害をもたらします。

その雨を少し離れて見ると、見事なまでの雨柱が見えます。

時には雷を伴い、ヒョウが降り、突風が吹き大荒れの雨柱の中ですが、外から見るとこんな風に見えるんですね。

高いビルや山が無く、遠くが見える場所に出かけた場合は是非入道雲の下を気にして見てみて下さい。雨柱を見られるかもしれません。

入道雲観察ポイント

入道雲観察ポイントでオススメなのは沖縄のビーチと各地の盆地(山梨、長野、奈良など)。沖縄のビーチでは発達・衰退・合体の様子が壮大なパノラマで見ることが出来ます。

しかも頻繁に。盆地は入道雲が発達しやすいうえに、意外と高台からは見通しが良いので絶好の観察ポイントです。ただ、自身がゲリラ豪雨に合わない様に注意が必要です。