2017/08/02 23:59 ウェザーニュース

台風5号の接近が予想され、その影響が心配ではありますが、貯水量がピンチのみずがめ的には救世主となるかもしれません。

夏場の水は、梅雨の時期にためておく必要があるのですが、今年はカラ梅雨だったエリアが多く、盛夏を迎えた今、じわじわと水がめに危機が迫ってきています。

現在の貯水量は?

矢作ダムや早明浦ダムでは10%の取水制限が行われています。10%の取水制限の場合、日常生活への影響はほとんどありません。
ただ、荒川水系の4ダムの貯水量が4,569万トンを下回ったため、取水制限が20%になり、生活への影響が出ています。

【20%の取水制限による影響】
・公園の水道や噴水が止まる
・プールなど大量の水を使う施設に節水の要請
・水道の水圧が下げられるため高台の住宅で水の出が悪くなる
などの影響が出てきます。


※貯水率を全国の地点ごとにマップで見ることができます。(1時間更新)

台風が貯水率回復に影響?

台風5号は西日本接近の可能性が高まっており、取水制限が行われている関東や東海のダム貯水率が一気に回復する可能性は高くありません。

ただ、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で局地的に強い雨が降る可能性があります。このような雨がダムのある場所で降れば、貯水率回復の望みはありそうです。

被害は少なく、水がめの救いになるような雨となって欲しいものです。

参考資料など

平成29年度 第3回荒川水系渇水調整協議会( 臨時 )の 開 催 結 果 に つ い て
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/