2017/08/22 03:54 ウェザーニュース

北アメリカの広い範囲で、現地時間21日の日中(日本時間22日未明頃)、皆既日食を見ることができます。
今回は、アメリカ横断(太平洋から大西洋まで抜けるタイプ)で、1918年以来のこととなります。

皆既日食は、テレビなどでも取り上げられることがありますが、一体どんな現象なのでしょうか?

そもそも日食って?

私たちが暮らす地球というのは、太陽の周りを1年かけて1周しています。そんな地球の周りには、月が約27日かけて1周しています。
このそれぞれの公転のタイミングがうまく合った時、日食は起こるのです。

太陽と地球の間に月が入り、全てが1直線に並ぶと、いつもはバッチリ見えるはずの太陽が月に隠されてしまいます。これが日食です。

日食の種類

太陽が月に全部隠されてしまう時は、皆既日食といいます。それに対し、太陽が月に一部分だけ隠されてしまう時は部分日食といいます。

もう一つ金環日食というものがありますが、これは太陽の方が大きいために月が太陽を隠しきれず、周りからはみ出して見える状態のことです。

皆既日食と金環日食の違い

太陽や月の大きさ自体が変化するわけではないのに、なぜすっぽり隠れる「皆既日食」と、周りからはみ出てしまう「金環日食」があるのでしょうか?

実は、月や地球の公転軌道というのは楕円形になっており、月と地球、地球と太陽の距離は常に変化しています。

そのため、月が地球に近い時に日食が起こると、太陽はすっぽり隠されてしまうので皆既日食。逆に月が地球から遠い時に日食が起きると、月の見かけは小さくなるため、金環日食になるのです。

皆既日食を生中継!

今回の日食を日本で観ることはできませんが、ウェザーニュースでは、スタッフがアメリカに足を運び、現地から皆既日食の様子を生中継しました。

※準備が出来次第、日食スタートから皆既日食までをおさめたプレイバック動画を配信予定です。こちらもぜひご覧ください。

参考資料など

【参考・参照元】
国立天文台「日食とは」https://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/about-eclipse.html
国立天文台「皆既日食(日本では見られない)(2017年8月)」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/08-topics04.html