2017/08/23 05:10 ウェザーニュース

23日から七十二候「綿柎開(わたのはなしべひらく)」が始まります。

優秀な素材です!

綿といえば、衣服やタオルに使われており、非常に身近な素材の一つ。
通気性や吸湿性に優れているため、今の時期に着る服としてはピッタリ!

しかし、活躍するのは夏だけではありません。保温性もあるため、冬は暖かいんです。

毛羽立ちやすいなどの難点もありますが、丈夫で季節を問わず愛される素材です。

開いた時が感動の瞬間

そんな綿の栽培は、ゴールデンウィーク頃から始まります。

初夏にまいた綿の種は、気温が高くなる6月末〜夏に向けてグングン生長します。
7月中下旬頃には花が咲き、枯れた後はいよいよ結実。
ぷっくりと膨らんだ実は、開花からおよそ40〜50日後にパンッと開き、白い綿が顔をのぞかせます。
今回の七十二候は、綿を包む柎(うてな)が開き始めるこの頃を指していたのです。
※柎とは花の萼(がく)のこと。

柎が完全に開き、綿花をしっかりと乾燥させたら収穫することができます。

色にご注目

先程、7月中下旬頃に花を咲かせるとご紹介しましたが、皆さんは綿の花を見たことがありますか?
淡い黄色の美しい花なのですが、残念なことに1日でしおれてしまいます。
そんな限られた時間の中で生きる綿の花をじっと観察していると、花弁の色が変わってくるのです。

初めは淡い黄色でしたが、段々と薄いピンク色へ。さらに時間が経過し、しおれてしまうころには濃いピンクになります。

花弁の色が変化する花は珍しいわけではありませんが、花によって色合いには個性があります。
綿の花の場合はどんなふうに変化していくのか、じっくり観察してみるのも面白いかもしれません。

参考資料など

【参考・参照元】
木綿プロジェクトKISHIWATA「綿の上手な育て方」http://www.kishiwata.jp/raise/index.html
和泉木綿の会「綿の栽培」http://izumimomennokai.com/cultivation/
ダイヤクリーニング「綿の特徴とメリット、デメリットについて|繊維の種類と特徴」http://diacleaning.com/blog/cotton/