2017/11/19 17:46 ウェザーニュース

最近一週間の国内の全体の地震回数は前の週に比べて若干少なくなりました。一方で、震度3以上の地震は4回発生しています。

また、この期間は世界的に見ると強い地震が多く発生しました。

◆国内

八丈島沖でM6.0

16日18時43分に八丈島東方沖を震源とするM6.0の地震が発生。この地震では伊豆諸島の青ヶ島で震度3を観測しています。

八丈島の東方沖は太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界に近く、過去にも大きな地震が発生しています。
最近では2009年8月13日にM6.6の地震が発生し、八丈島で震度5弱の強い揺れを観測。千葉県や神奈川県など本州の一部でも震度3を観測しました。
1972年に発生したM7.2の地震では和歌山県串本港に35cmの津波が到達。

要注意はエリアのひとつと言えます。

◆海外

イラン/イラク国境付近でM7.3

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。

13日にイランとイラクの国境近くでM7.3の地震が発生。19kmと浅い地震で、震源の周辺では激しい揺れとなりました。ユーラシアプレートとアラビアプレートの境界付近で、過去にも強い地震が多く発生しているエリアです。

今回の地震では多くの建物が倒壊し、400人を超える方が亡くなったと見られています。イランでは過去にも地震による大きな被害が相次ぎ、最近では2012年8月に300人を超える死者、2003年には”バム地震”と呼ばれる地震により3万人前後の死者を出しています。

韓国でM5を超える強い地震

15日には朝鮮半島南東部でM5.4の地震が発生しました。

韓国周辺は地震の少ないエリアとして知られていますが、去年9月12日に発生した同じくM5.4に続く地震で、広い範囲で揺れを観測。亡くなった方こそいなかったものの、建物の被害や負傷者が出ています。

2010年以降でM5以上が3回とこれまでに比べるとやや多いことから、現地では地震による不安が増しているようです。日本に比べると地震が少ない分、地震対策が進んでいないとも言われており、現地へ行く場合は注意が必要です。