傷や劣化でナンバープレートの数字が色褪せた! どこまで使って良い? 自分で「塗る」のはOK?

この記事をまとめると

■劣化で見にくくなったナンバーの違法性について解説

■数字が認識できれば良いとされているが、あまり色が薄いと注意を受けることも

■ナンバープレートの再交付の方法や費用についても紹介する

ナンバープレートが退色してきたら再交付してもらうのがベスト

 クルマのボディは、レッドやイエロー、グリーンなど原色系だと紫外線を吸収しやすく、色褪せしやすいと言われているが、同じようにナンバープレートも長年使っていると、数字や文字の色がはげてきて、見えにくくなることがある。

「ナンバープレートは見やすく表示」というルールがあるが、劣化して色がはげて薄くなってしまったナンバープレートは、どこまで合法なのだろうか?

 陸運支局の検査員に聞いたところ、数字が認識できれば車検はOK(保安基準適合)とのことだったが、あまり色が薄いと検問などで警察官から注意を受けることも……。

 そうなる前に、ナンバープレートが退色してきたら、ナンバーを再交付してもらうのがベストだ。

 退色、き損・汚損等したナンバープレートの再交付は意外に簡単。

 運輸支局か自動車検査登録事務所に出かけて、窓口にある「自動車登録(車両)番号標再交付・交換申請書」に必要事項を記入し、車検証の原本とともに提出し、申請をすればOK。

 条件は、手元に数字等が判別できるナンバープレートが残っていることと、使用しているナンバーを所管している運輸支局か自動車検査登録事務所(品川ナンバーなら品川の東京運輸支局)に申請すること。

ナンバープレートの加工は避けるべき

 古いクルマ、例えば分類番号が二桁のナンバーのクルマのオーナーは、そのナンバーに愛着や誇りを持っている人もいるだろう。

 でも安心して欲しい。分類番号が二桁あるいは三桁のナンバープレートで、なおかつ数字などが判別できる現在使用中のナンバープレートが残っていれば、まったく同じモノを新調してもらえるので問題ない。

 費用=ナンバープレート代(交付手数料)は、オーソドックスなペイント式のナンバープレートで、1枚1000円弱(千葉県の場合、745円。都道府県によって若干異なる)。

 申請してから作り直すので、1週間ほど待たされるが、それで真新しいナンバーが完成! ちなみに申込時に渡される再交付の引換証は、ナンバー出来上がりから1カ月有効。その期間内に忘れずに受け取りに行くこと。

 受け取りは古いナンバープレートと引き換えになる。またリヤのナンバープレートは封印する必要があるのであるので、対象車を持ち込まなければならない。

 器用な人なら、色褪せてきたナンバープレートを、タッチペンなどを使って自分で補修してみようと考えるかもしれないが、ナンバーに手を加えるのは基本的にルール違反……。

 関東陸運振興センターに確認したところ、文字を改ざんしたり、折り返したりするのは違法だが、補修のための鈑金・塗装は、「自動車登録番号の識別」に支障がなければ、一応合法。とはいえ、原則としてナンバープレートの加工はやめて欲しいとのことだったので、やはり劣化したナンバープレートは新品に交換するのがおすすめ(コスト的にもそれが一番安いはず)。

 なお、きれいなナンバープレートを保とうとして、洗車の際にブラシでゴシゴシ擦ったり、ワックス(コンパウンド入り)をかけるのは逆効果になりかねないので要注意。スポンジで優しく水洗いするぐらいのケアがちょうどいい。