もともとの英単語は「激しく振動する」などの意

 ジャダー(judder)は、直訳すると「激しく振動する、激しく震動する」という意味。自動車用語では、ブレーキを踏んだときに、ハンドルやインパネなどが、ガタガタと振動する現象のことを言う。とくに中高速域で発生することが多い。

 主な原因はブレーキまわりが原因の場合
・ローターの錆

・ローターの熱歪み
要するに、ローター表面が平らでなくなり、厚みが不均一になったことで、フルードの液圧が変動したり、サスペンションが振動して、ハンドルやインパネにガタつきが生じるというわけ。走行中、ブレーキペダルを軽く踏んだとき、足裏に波打つような感触が伝わってきたら、ジャダーが発生する一歩手前だと思えばいい。

 対策としては、ブレーキローターを新品に交換するか、専門店でローター研磨をお願いするという手もある。

 また、ジャダーは、摩擦現象を利用する場合の異常振動全般を指すこともあり、クラッチをつないだときに出るジャダーを「クラッチジャダー」と呼ぶ。原因は、クラッチ板の摩耗や劣化、不良、フライホイールの劣化、エンジンマウントやブッシュ類の劣化などが考えられる。

 もうひとつ、このジャダーに似た現象で、シミーというのもある。シミーはハンドルが回転方向(左右)に継続的に振動する現象のこと。詳しくいうと、60km/h以下で発生する低速シミーをウォッブルといい、60km/h以上で発生する高速シミーをフラッターという。

 主な原因は、ホイールの重量バランスの狂いや、ハブベアリングや操舵系のガタなど。シミーが気になり出したら、まずはタイヤショップで、ホイールバランスをチェックしてもらおう。