インディ500王者がオフィス街をカートで走行

健康意識向上・交流促進を目的としたイベント「MARUNOUCHI SPORTS FES 2017」が2017年8月3日から17日まで東京・丸の内中通りで行われている。そのオープンニングセレモニーに世界の頂点に立ったゲストが登場しスポーツの楽しさを語った。

2016年に引き続き開催されるイベントは有楽町、大手町など拡大し、野球やサッカーなど幅広い地区でスポーツをチャレンジンすることが出来る。プロアスリートによるトークショー、展示物なども行われている。今回オープニングセレモニーの司会を務めたフリーアナウンサーの加藤綾子さんはスポーツ番組を持つ1人だ。

オリンピックのゴールドメダリストである、スポーツ庁長官・鈴木大地さんは「アンケート調査で1週間のうち42.5%の人がスポーツをしていると回答しています。その数値を65%に増やしたいと思っています。働き盛りな20代から40代の人たちが楽しんでもらえるようなコンテンツにしています」とコメント。

そして、今回の開催にあたりスペシャルゲストとして女子陸上の福島千里選手が登場。福島さんは北京、ロンドン、リオ五輪の代表選手で、100mと200mの日本記録保持者だ。さらに2人目のゲストは、2017年5月28日に行われたインディー500で日本人初となる優勝を果たした佐藤琢磨選手。ギャラリーも大きな拍手で出迎えていた。

MCの加藤綾子さんが優勝の時の気持ちを伺うと「言葉にならないくらい感激しました。夢だったインディ500での優勝を叶えられてヘルメットのなかで叫びました」とコメント。インディカーシリーズはアメリカのなかでもお祭り騒ぎになるほどの賑わいを見せるモータースポーツのひとつだ。

そのシリーズ中最大のイベントであり、世界三大レースのひとつとされるインディ500は、優勝時にシャンパンではなくミルクで祝杯されるのが伝統となっている。それゆえに「レストランに行くと頼んでもいないのにミルクを出してくれるんです。そうして応援してくださる方々に感謝しています。MARUNOUCHI SPORTS FESは体を動かす喜びとして夏休みにぴったりなイベントになりますね」と話してくれた。

ゲストも揃ったところで会場では実際に体力測定を行い、ギャラリーを賑やかせた。佐藤琢磨選手は開眼片足立ちをぐらぐらしながらも30.75秒と平均値に近い数値を出した。

同イベントには、集中力をテーマに5種目のスポーツで記録にチャレンジするコーナを設置。野球・ゴルフ・テニス・サッカー・自転車と、球の速さや最高速度などを競うものだ。オープニングイベントでは実際に、福島選手が野球、琢磨選手が自転車、鈴木さんがゴルフでそれぞれ挑んだ。

学生時代は自転車競技で輝かしい戦績を残していた佐藤琢磨選手は、自転車で10秒間漕ぎ続けて最高速度記録するコーナーに挑戦。世界記録は77.1km/hという数値にも驚くが、琢磨選手は44.9km/hという数字を叩き出した。

すぐ近くで見ていた福島さんに5種の競技の中で注目するべき点を訪ねると「自分の記録が残ること、体験することの楽しさと、2つの楽しさがありますね。どれも難しそうですが、やってみないとわからないので、ぜひこれから訪れる方は挑戦してほしいです!」と話してくれた。

また8月12日には丸の内中通りの石畳の路面をカートで走行する体験ができる。そのPRに佐藤琢磨選手がレーシングスーツで登場。実際にレースで使うレーシングカートとレンタルカートを使用しデモ走行を行った。

さらに福島選手もサプライズで登場し佐藤琢磨選手の先導のもとスタート。終始笑顔で楽しんでいたことが印象的だった。

約2週間渡って行われる「MARUNOUCHI SPORTS FES 2017」に足を運んでみてはいかがだろうか。

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