八百屋にお寿司、メガネに中古査定まで! コロナ禍でも安心安全の変わり種ドライブスルー8選

感染防止対策として人との接触を避けたサービスが始まっている

 これまでドライブスルーというと、ハンバーガーや牛丼など、ファーストフード、あるいは洗車などが一般的だったが、新型コロナウイルスの感染防止のための外出自粛を受け、新しい形態のサービスがはじまり注目を集めている。それらのいくつかをピックアップして紹介していこう。

1)中古車査定

 自動車業界では、中古車買い取り業者大手のガリバーが「ドライブスルー査定」を導入。ハンバーガーショップと同じように専用のレーンを進み、ポスト型の「査定ステーション」に車検証を片手にクルマの情報を伝えると、およそ3分でAIが査定した金額をモニターで表示するという仕組み。非対面、非接触で査定額がわかるというサービスだ。(香川県のガリバー高松中央通り店で、4月28日からスタートした)

 この方式なら、コロナ禍だけでなく雨天時や同乗者に幼い子どもがいるといった来店へのハードルが高いと感じる際にも、査定が気軽に行えるだろう。

2)メガネ

 アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」は、群馬県で世界初のドライブスルーの眼鏡店を出店している。クルマに乗ったままメガネを選び、車内で試着。メガネを選んだら、その場で会計ができてしまう。

 視力の測定などはさすがに車内ではできないが、処方せん・メガネの保証書・手持ちのメガネなど、度数がわかるものがあれば、その場でオーダーが可能だ。最短30分ほどでメガネができるので、指定された時間に戻ってきて、受け取ることができる。

3)魚屋

 新型コロナウィルス感染拡大の影響により苦しむ漁師たちを応援するために、外食向け鮮魚卸のかいせい物産がはじめた「ドライブスルー魚屋」。5月9日に東京都中央区でスタートし、5月16日からは千葉県柏市や愛知県名古屋市などでもオープンした。

店内で商品を吟味する必要がないのもメリット!

4)八百屋

 全国21拠点(5月24日現在)で「ドライブスルー八百屋」を展開するフードサプライは、業務用青果卸のデリカフーズホールディングスと事業協業し、予約した商品をクルマから降りずに引き取れるサービスを始めた。北海道から東京都や千葉県、神奈川県、大阪府、福岡県などで幅広く展開している。

 ほかにも、和歌山市では青果仲卸業者がドライブスルーで新鮮野菜の詰め合わせ(15種類)を販売。1箱3000円だが、用意した80箱が完売したという盛況ぶりだったそうだ。

5)イオン

 大手スーパー イオンでも、インターネットで注文、カードで支払いを済ませ、自分の都合のいい時間に店舗に出かけ、クルマに乗ったまま商品を受け取るサービスを実施している。このドライブ方式を導入している新潟市のイオン新潟西とイオン長岡では、到着から受け取りまで3〜4分、人やモノとの接触がないまま買い物を終了することができる。

6)肉屋

 愛知県の精肉店でも、コロナウイルスで需要が落ち込んでいる生産者を応援するために、ドライブスルーで冷凍肉を販売するサービスをはじめた。

7)くら寿司

 くら寿司でも、5月15日から全国の10店舗でドライブスルー販売を開始した。注文と決済はアプリ上で行い、メニューや受け取り時間、取りに行く車両のナンバーとボディカラーを入力し、受け取り時間になったらお店の駐車場にある指定スペースにクルマを止める。

 そこでアプリの予約確認ページから呼び出しボタンを押すと、スタッフがお寿司を持って来てくれるというスタイルだ。

8)仏壇

 極めつけは、仏壇のドライブスルー。神奈川県にある仏具店では、仏壇や墓石のドライブスルーサービスがあるという。もちろん業界初で、ドライブスルー自体は24時間365日営業。実際はクルマに乗ったまま、約50台の仏壇を選ぶことができる。

 お店の1階がドライブスルーで、2階3階が展示場&店舗になっている。クルマに乗ったままお持ち帰りというわけにはいかないようだが、画期的だ。