これだけ世間で騒がれてもまだやるか! そこかしこで見かける高速道路での危険行為

分岐点やICを見落としてしまっても安全を優先すべき

 我々の生活に欠かすことのできない高速道路。普段クルマに乗らないという人にとっても、物流を支えているという観点ではなくてはならないものである。

 高速道路はその名のとおり一般道よりも制限速度が高く設定されており、基本的に自動車専用道路となっているため、利用者側にはさまざまなメリットがあると言える(そのため利用料が発生するのだが)。

 そんな便利な高速道路ではあるが、残念ながら未だに多くの危険行為を目にすることがある。今回はそんな高速道路での危険行為について考えてみたい。

1)インターチェンジや分岐点での急減速

 慣れない高速道路ではついうっかり分岐点や降りる予定のインターを見落としてしまう、ということも起こりがち。そんなとき、反射的に急ブレーキを踏んでしまう人がいるのだが、これは非常に危険極まりない。

 一般道と比べて速度域の高い状態で急ブレーキを踏むということは、一歩間違えれば自車のコントロールを失う可能性もあるばかりか、後続車が追突する可能性も非常に高い。

 後続車がきていないことを確認できている状態であればまだましだが、分岐点やインターを見落としてしまうようなドライバーが瞬時に後続車がいるかどうかを判断できるとは思えない。

 こういった場合は面倒でも次のインターまで走り、Uターンをして戻るのがベスト。もし料金所がある場所であれば、職員に相談すれば料金を支払わずにUターンできるケースもある。

パーキングエリアを逆走する人も少なくない

2)パーキングエリアでの逆走

 高速道路でのオアシスとも言えるパーキングエリア。最近ではグルメやおみやげなども充実し、特定のパーキングエリアはさながら観光地のような賑わいを見せている。しかし、人気のパーキングエリアでは駐車スペースを見つけるのも一苦労だ。

 しかし、じつはパーキングエリアは基本的に一方通行となっており、駐車枠を求めてグルグル回るというのはNG。それは路面に書かれた矢印を見ても明らかなのだが、実際のところは駐車枠を求めて逆走する車両を見るケースは少なくない。

 そもそもパーキングエリアの通路は対面通行を考慮していないため、逆走をした場合は順走車と接触の可能性があるだけでなく、歩行者を危険に晒してしまう可能性もあるのだ。

 もちろん、通路に停車して駐車車両が出発するのを待つというのもNGで、基本的には駐車枠がいっぱいの場合はそのままパーキングエリアを出て、次のパーキングエリアを目指すというのがルールなのである。

3)大幅な速度超過

 高速道路だからといって、当然ながら無尽蔵に速度を出して良いわけではない。現状ではもっとも制限速度が高い区間でも120km/hとなっており、それを上回る速度で走行することは許されていない。

 とはいえ、杓子定規的に何が何でも制限速度をキープして走行するのが安全かと言われると難しいところで、周囲の流れに合った速度で走行するのが一番安全に走行できたりもするのだが、一つ間違えば他車の命を簡単に奪いかねない速度で暴走することは許されることではない。

 一部ではスピードを出したければサーキットに行けばいいという声もあるようだが、多くのサーキットでは参加者が安全に走行できるようにと、一般公道よりも厳格なルールが設けられていることがほとんど。公道でのルールすら守れない人は来てもらいたくないというのが本音だろう。