もともとはマイカー運送サービスが目玉! Eatsじゃない「Uber」はどうなった?

日本ではタクシー配車サービスが充実している

 地元のレストランの料理をネットやアプリで手軽に宅配してくれるUber Eats。コロナ禍で外出が制限されるなか、利用してみたというひともいるだろう。しかしこのUber、もともとはアメリカのウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリだったはず。

 日本でも、2013年9月に日本法人「Uber Japan株式会社」が設立され、トライアルサービスを開始。2015年2月からは、本国と同じように一般ユーザーがマイカーで運送サービスを行う「みんなのUber」のテストをスタートさせた。しかし、国土交通省から「自家用車による運送サービスは白タク行為に当たる」として、サービスを中止するよう指導が入り、たった一カ月でサービスを中止してしまった……。

 その後、2015年に国家戦略特区諮問会議で、当時の安倍総理大臣から、地方の国家戦略特別区域を対象に、一般の人が自家用車で有償送迎する「ライドシェア(相乗り)」を可能にする規制緩和を検討するよう指示があったが、その後、Uberサービスが広がる気配はない。

 一方で、2020年7月からは、Uberのアプリを使った、タクシーの配車サービス、Uber Taxiを東京都内でスタート。コロナ禍ということもあり、タクシードライバーがマスクを着用しているか、体温をチェックしているか、車内に仕切りを設置しているか、といった情報が利用者に対し乗車前に通知されるシステムも取り入れている。

 同時に利用者にもマスクの着用、手洗いおよび消毒、そして接触を避けるためアプリ内決済の推奨の通知が来る。また大阪、京都、名古屋、福岡、仙台、横浜、神戸などで、既存のタクシー会社と提携してタクシー配車サービスも実施中だ。

 国内ではUberのほかにもタクシー配車アプリがあるので、スマホで呼べるタクシー配車アプリとして、サービス内容はますます充実していくと思われるが、本来の一般ドライバーによる有償送迎=「ライドシェア(相乗り)」の実現がいつの日になるのかは、まだ?????だ。