運転免許証には14も「種類」があった! それぞれ何が運転できる?

この記事をまとめると

■運転免許証の「種類」には14の項目が用意されている

■全て表示されている免許証はフルビット免許証などと呼ばれる

■それぞれどんな車両を運転できるかについて解説する

運転免許証の「種類」には14の項目が用意されている

 運転免許証にはさまざまな情報が記載されていて、そのなかでも気になるのが種類だ。つまりなにが運転可能かを示している部分で、一般的には普通免許ぐらいで、人によって原付や普自二がプラスされているぐらいだろうか。

 取得していないと斜線になるので、どんな項目があるのかわかりにくいが、下記の14となる。
大型:大型免許
中型:中型免許
準中型:準中型免許
普通:普通免許
大特:大型特殊免許
大自二:大型自動二輪免許
普自二:普通自動二輪免許
小特:小型特殊免許
原付:原付免許
大二:大型第二種免許
中二:中型第二種免許
普二:普通第二種免許
大特二:大型特殊第二種免許
引・引二:けん引免許/けん引第二種免許
すべて表示されている免許証をフルビット免許証と呼んだりして珍重され、相当なマニアしか取得できないというか、取る順番に注意しなくては不可能だ。簡単に言ってしまうと最初に上位免許を取得してしまうと、その下位にある項目は表示されない。

 たとえば普通免許では原付も運転が可能とはいえ、最初に普通免許を取ってしまうと、原付の表示はされない。表示したい場合は 最初に原付を取ってから、普通免許を取る必要がある。

小型特殊が表記される免許証はかなりレア!

 さらに気になるのが、それぞれどんな車両を運転できるかだろう。普通免許や大型と普通自動二輪、原付はおなじみで、前ページの表の頭にある大型/中型/準中型はいわゆるトラック(営業目的ではないバスも含む)で、大きさによってわけられている。

 まずわからないのが、大型特殊と小型特殊だろうか。大型特殊はブルドーザーやクレーンといった重機や戦車も含まれる。一方の小型特殊はマイナーと言ってよく、全長4.7m以下、全幅1.7m以下、車高2m以下、最高速度15km/h以下というのが条件で、農業用トラクターは、サイズの制限がなくなって、35km/h以下という条件があるのみ。ちなみにこちらも原付同様に、普通免許を取れば運転が可能だ。

 第二種免許については、商用車の大型、中型、さらに普通車に付随するもので、バスやタクシー、つまり人を乗せて料金を得る、旅客運送で必要となる免許となる。そして大型特殊や牽引にも第二種があるが、こちらはどんなクルマかピンとこない人がほとんどだろう。

 なお、大型特殊二種はスキー場などで雪上車にお客を乗せて公道を走る場合に必要(実際に存在するかは不明)となっている。また、牽引二種は一部地域で使用されている連結型のバスには必要となるが、その他の地域でも導入されている連結型のバスを運転するのには、そのバスの構造から原則不要となっているケースが多い。安全のために社内規定で「習得した方が良い」とされているバス会社は実際にあるようなので、この辺りは会社の規定によって異なったりする。法律的な話をするのであれば、意外も不要なのだ。