超低金利時代ゆえ支払金額でいえば頭金はあまり重要ではない

新車でも中古車でも、クルマを買うというのは人生の一大事。まとまった支払いをする必要がある。そのためローン(かつては「月賦」とも呼んでいた)を組むことは珍しくない。

そこで問題となるのが、月々の返済額だ。自分の稼ぎと生活費とのバランスから返済できる金額が導かれ、そこから購入可能なクルマの代金が見えてくる。

さて、ローンを組む場合、ある程度の頭金(最初に支払う、まとまったお金)を用意することが多い。というのも、ローンというのは借金であり、金利がかかる。まとまった頭金を用意しておけば、月々の返済額も抑えられるし、金利を含めたトータルでの支払い額も抑えることができるからだ。

ただし、日銀のマイナス金利という文字を報道でも見かけるように現代は超低金利時代。金利が高い時代に比べると頭金の重要度は相対的に小さくなっている。キャンペーン的な特別ローンでは金利0%というケースもあるほどだ。

そうしたキャンペーンには様々な条件が付くことが多いが、仮に紛うことなく金利0%だとすれば、頭金の金額に関わらずトータルでの支払い額は一定となる。であれば、頭金になる貯金がないという理由で、欲しいクルマを我慢する必要はない。

もっとも現実的には金利がかかるローンを組むことが多く、頭金はあればあるほど総支払額は抑えられる。その究極は全額現金払いなのは言うまでもない。しかし、低金利な時代だからこそ、欲しいときが買い時といった判断をしてもいいだろう。

ただし、クルマというのは買って終わりではない。たとえば走りに行くには、燃料代や高速代といった経費がかかる。頭金もなく、ギリギリの計算で購入してしまうとローンは払えても、ドライブを楽しむだけの予算が残っていないというケースも出てくるだろう。その意味では、ある程度の頭金を用意するくらいの計画性を持つことが、身の丈にあったカーライフを楽しめるのではないだろうか。