納車1年待ちの超絶人気車「ジムニーシエラ」の下取り価格が下落との情報! じゃあ中古車は「いまが買い」なのか調べてみた

この記事をまとめると

■ジムニーシエラの下取り価格が下落したという情報がある

■ウクライナ問題によって一時的に中古車の輸出も滞っていることに原因がありそう

■中古車販売価格はそれほど下落しておらずいまだ高値が続いている

1年前後という納期の影響で程度のいい中古車は新車より高い

 2018年7月にフルモデルチェンジを実施したジムニー&ジムニーシエラは、その唯一無二のオフロード性能に加え、オンロードでの快適性も大幅に向上。そのため、多くのユーザーの心をつかみ、現在でも納期は1年前後と圧倒的な人気を誇っている。

 その中でも、日本独自の規格である軽自動車のジムニーではなく、輸出の需要も高いジムニーシエラ(海外ではジムニーとして販売される)は、さらに納期が長いと言われてきたモデルだ。

 しかし、現在ではロシアやウクライナへの輸出が物流停滞の影響もあってストップし、新車はもちろん中古車も一時期のプレミア価格化が落ち着きを見せているというウワサがある。

 一部の情報によると、3万km未満のJLグレード、5速MT車が今年1月の時点で210万円の査定額だったが、5月の再査定では170万円まで下落したという話もあり、これも輸出制限の影響ではないかという話となっているようだ。

販売価格に反映されるのはまだ先になりそうだ

 では実際にジムニーシエラの中古車はいまが買いなのか、中古車ポータルサイトでチェックしてみよう。

 それによると、執筆時点でもっとも安価な現行型ジムニーシエラは車両本体価格177.5万円のJLグレード、修復歴なしの5速MT車となっていた。

 この情報だけみると、確かに一時期に比べると価格が落ち着きを見せているようにも思えるが、この個体は走行距離9万kmオーバーの過走行車となっており、同じJLグレードの5速MT車でも、走行距離2万km台となると、最安値の部類でも車両価格が200万円ほどとなっている。

 ちなみにJLグレードの5速MT車は、新車で179.3万円となっているから、2万kmも走った中古車が20万円以上高いということになるワケだ。

 なお、走行距離100km未満の登録済未使用車のようなJLグレードの5速MT車では、200万円〜280万円と相変わらず新車価格を上まわる値付けとなっているため、「ジムニーシエラの中古車はいまが買い!」とはとても言えない状況となっている。

 買取価格が下落したという話が事実であれば、今後、中古車価格が大きく下がる可能性もゼロではないが、こういった価格帯の車両が多い現状では、まだまだ先の話となるのではないだろうか。

 その一方で、新車を注文して納車待ちだったユーザーの中には納期が大きく早まったという人も現れており、もしいまからジムニーシエラを購入するのであれば、定価で購入することができる新車を発注し、納期が早まるのを待つというのが一番正しい買い方なのかもしれない。