覆面パトカーはクラウンだけにあらず! パトカーとは思わない意外な採用実績のある車種とは

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■覆面パトカーに採用されたクルマを紹介

■インプレッサWRXやマークX+Mなどハイパワー車も採用実績がある

■捜査車両と交通取締車両では違う車種が選ばれる傾向にある

覆面パトカーに採用された意外なクルマたち

 一般車に紛れて違反者を取り締まる、いわゆる「覆面パトカー」は、できればお世話になりたくない存在だ。そんな覆面パトカーの多くはトヨタ クラウンであり、これはクラウンにはパトカー専用のグレードが用意されていることがもっとも大きな理由となっている。

 そのため、装備もパトカー専用に交通取り締まりに無関係な部分がダウングレードされていたり、ボディカラーのラインアップが白、黒、シルバーに限定されているなどの違いが存在している。

 では、交通取り締まりに従事する覆面パトカーはクラウン以外に存在しないかというとそんなことはなく、一時期ネットで騒がれた警視庁のマークXのスーパーチャージャーモデルやカムリWSといった、前情報がなければ覆面パトカーとはまったく気付くことができない車種も存在しているのだ。

 またこちらも最近SNSで話題となったWRブルーを纏ったスバルWRXを導入している埼玉県警では、シルバーとブラックのスバルWRXも保有しているほか、過去にはR33の4ドアスカイラインGT-Rや、インプレッサSTIと言ったハイパフォーマンスカーを導入していた前科(?)もある。

 ここまで紹介してきた覆面パトカーはすべて4ドアセダンであったが、もちろんそれ以外のボディタイプの車両も覆面パトカーとして導入されていた過去がある。

一般車両よりも覆面のほうが多い車種も!?

 その中でもインパクトが大きかったのは、90年代に存在していた30系ソアラの覆面パトカーだろう。今でも多くのファンを抱える名機、1JZ-GTE型エンジンを搭載した「2.5GT-T」がなんと国費で導入されており、全国の高速隊に配備されていたのである。

 また大阪府警にはステーションワゴンのステージア(2代目)が交通取り締まり用の覆面パトカーとして導入されていたことがあり、覆面パトカーらしからぬ風貌によって多くの犠牲者(?)を生んだと言われている。

 ちなみに一時期大量に導入されたことで、一般車両よりも警察車両が多いのでは? と話題となったスズキのミドルクラスセダンのキザシであるが、こちらは覆面パトカーであることは間違いないものの交通取り締まり車両ではなく、捜査車両として導入されているため、一般的な交通取り締まりに従事することはない。

 とはいえ、あまりに悪質な違反についてはスルーされない可能性もあるため、どんな場合でも法令遵守かつ安全運転をするのが基本であることは忘れないでおきたいところだ。