いまどきのクルマ感覚で洗うとダメージ必至! 旧車ならではの洗車の流儀とは

この記事をまとめると

■洗車は基本的にはそれほど難しくない

■しかし旧車を傷つけずに汚れをしっかり落とすとなると難易度が上がる

■旧車を洗う際に気をつけたいことを4つ挙げて解説する

水は上からかけることを心がけたい

 洗車のテクニックはいろいろとあるが、基本的な方法はそれほど難しくなく、それに沿ったやり方で行えば、汚れをしっかりと落とせて、キズを最大限に防止できる。ただし、これは新車や最近のクルマの話で、いわゆる旧車となるとどうすればいいのか、よく聞かれる。もちろん何台も乗り継いでいたり、長年乗っている人は問題なくできるが、初めて買った人は戸惑うようだ。今回は旧車の洗車術を考えてみよう。

濡れ雑巾で拭く

 いきなりの大ワザというか荒ワザだが、じつはこれが一番確実、かつ優しい。全塗装したばかりのピカピカの塗装ではさすがに避けたほうがいいが、そこそこヤレている場合は細かいキズはあまり関係なかったりする。それよりも水をジャージャーとかけて、細かい部分に入り込むほうがよほど問題だ。濡れ雑巾といっても、きれいなものを使用して、水分を多めにすることがが基本となる。

水をかける場合は上から

 カーシャンプーを使いたいという場合、すすぎのために水をかける必要が出てくる。旧車でもしっかりと洗車をしてやりたいという気持ちはわからないでもない。水をかけることで問題になるのが細かい部分への水の浸入で、すぐに抜けない場合もあって、そうなるとサビや腐食の原因になってしまう。ここでのポイントは浸入しないように、また抜けやすいようにかけてやるということ。

 具体的にいうとじつは簡単で、上からかけるだけ。横や斜めからかけてやるというのは本来ありえない方向なので、変なところに入りがち。高圧洗車ももってのほかだ。上からであれば旧車であっても流れ落ちるようにはできているので、問題発生を極力防げる。

洗車後の走行も有効!

お手軽系を活用

 濡れ雑巾に近いのが、こちら。いわゆる水なし洗車グッズを使用する。1枚のシートで汚れ落としとワックスがけの両方ができるというもの。一見すると濡れ雑巾よりもこちらのほうがいいように思えるが、一概にそうとも言えず、汚れがひどい場合、とくに細かい砂など、粒子状のものが付いているときは、水分がある濡れ雑巾のほうがダメージは少ない。完璧を期すなら、緩めに絞った濡れ雑巾で汚れを落としてから使うといいだろう。

洗車したら走る

 濡れ雑巾やお手軽系はそもそも水分が入り込まないので問題ないが、水をかけた場合、上からかけても完全に入り込むことは避けられない。対策として、洗車したらある程度走って飛ばしたり、エンジンなどの熱によって乾かしてやるといい。