ダイハツの軽自動車を全車種徹底解説!

この記事をまとめると

■ダイハツの軽自動車の魅力に迫る

■現在ラインアップしている軽乗用車を紹介

■ダイハツの軽自動車をお得に手に入れる方法についても検討した

ダイハツの軽自動車の魅力とは?

「発動機製造株式会社」として1907年に創業。1951年に「ダイハツ工業」へと社名を変更したダイハツは国内自動車メーカーとしては最古参となる自動車メーカーです。そんなダイハツがラインアップする軽乗用車の魅力を検証していきましょう。

軽自動車事業に特化している

 ダイハツは1967年からトヨタと業務提携を結び、現在は連結子会社となっています。

 コンパクトカーのブーンやトール、ロッキーなどを販売していますがラインアップの主力は軽自動車。エントリーモデルとなるミライースをはじめ、ハイトワゴンの人気車種ムーヴ、スーパーハイトワゴンのパイオニアとして君臨するタント、軽自動車唯一のオープンスポーツカーとなったコペンなど幅広いジャンルの車種を揃えています。

 最大のライバルとなるスズキとともに軽自動車界を引っ張っていることは多くの人がご存知の通り。商用車を含め軽自動車をフルラインアップしていることはダイハツの大きな魅力と言えるでしょう。

予防安全機能システム「スマートアシスト」を搭載

 現在は軽自動車にも先進予防安全装備が当たり前のように装備されていますが、ダイハツの軽自動車にも当然、用意されています。

 ダイハツの先進支援安全装備は「スマートアシスト」と呼ばれており、2012年にムーヴへ初めて搭載。以降、多くの車種へ展開し2022年7月時点での搭載比率は約95%(※登録車含む)となりました。

 初めて「スマートアシスト」を搭載したムーヴは、軽自動車として初となる衝突回避支援ブレーキを搭載。先進安全機能を備えた軽自動車のパイオニアとなります。

 現在はステレオカメラが周囲の状況を確認し、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置を備えるなどドライバーの運転をサポートする「スマートアシストⅢ」と、さらに全車速追従機能付きACCなどを追加した最新の「スマートアシスト」が用意されています。

次世代技術DNGAを採用

 最新のダイハツ車のプラットフォームには「DNGA」が採用されています。ただ、「DNGA」とは「ダイハツ・ニュー・グローバル・アーチテクチャー」の略語ですが、正直よくわからないですよね。

 簡単に説明すると自動車の開発において軽自動車から小型車(登録車)まで設計を共通化し、可能な限り部品を共用化。コストの削減や骨格構造を合理化することなどで軽量化を実現する新たな取り組みです。親会社となるトヨタの「TNGA」と同様の取り組みといえばわかりやすいでしょうか。

 その他、部品の共有化が高まることで新型車の投入ペースが早まることや車両の基本性能が向上されるのがメリットだと言われています。

デザイン性や機能、使いやすさなどで女性人気が高い

 自動車販売台数における軽自動車の販売比率が4割近くになっていますが、メインユーザーは女性です。当然、メーカーは女性が好む軽自動車を販売していますが、ダイハツはとくに力を入れているメーカーのひとつといえるでしょう。

 ただし、車体や内装をピンクに仕立てファンシーさを強調したひと昔前の女性向け仕様とは違い、現在はレトロな雰囲気や可愛さを備えたモデルが主流となっています。

 ダイハツではムーヴキャンパス、ミラトコットがそれらを満たすモデルとなりますが、ピラーレス構造を採用し子どもの乗りおろししやすいタントは子育て世代に大人気。

 小回りや使い勝手が良いことでダイハツ車全体が女性から人気を得ています。

ダイハツの軽自動車を全車種徹底解説!

 ミライースからスポーツカーのコペンまで軽自動車のフルラインアップを構築するダイハツ。現在ラインアップしている軽乗用車を紹介していきましょう。

ダイハツの軽自動車【セダン】

ミライース

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mm、ホイールベース2455mm

 車両本体価格:86万200〜137万2800円

 数あるダイハツの軽自動車ラインアップにおいてエントリーモデルとなるミライース。

 ベーシックグレード「B」は86万200円で購入できるためビジネスユースでも需要が高いクルマです。

 スーパーハイトワゴンほどではないですが長めのホイールベースを採用するなど室内空間は見た目以上にゆとりを感じます。頭上空間こそムーブやタントには劣りますが、リヤシートのひざ前は見た目からは想像できないほどゆったりしていることは大きな特徴といえるでしょう。

 パワーユニットはKF型660cc直列3気筒NAエンジンの1タイプのみを設定。ターボ付きエンジンは用意されていませんが、NAエンジンでも最高出力57馬力とパワーは十分。670kgと軽い車体を軽快に走らせます。

 気になる燃費は23.2〜25.0km/L(WLTCモード)。メーターにはアイドリングストップ精算や燃費スコアが表示されるなど低燃費性能に貢献する機能も装備されています。

 ハイトワゴンほど運転席の座面は高くありませんが視界は広く、最小回転半径が4.4mと相まって取り回しはラクラク。

 また衝突回避支援ブレーキ機能などが備わったダイハツの先進支援安全装備「スマートアシストⅢ」が装備されていることも大きなメリットといえます。

ミラ トコット

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1530mm、ホイールベース2455mm

 車両本体価格:116万2700〜138万6000円

「トコット(TOCOT)」とは「自分らしさの表現(To Character)」、「安心安全、運転しやすさ(To Comfortableness)」、「使いやすさ(To Convenience)」、この3つのワードの頭文字から作られたネーミング。

 その名の通り、ミライースをベースに運転しやすいことや乗る人がリラックスして乗ることができるクルマに仕上げられた派生車種です。

 ベースとなるミライースのエクステリアとは違い、スクエア基調のシンプルなデザインを採用。女性ユーザーが主なターゲットといえますが、ファンシーな佇まいではないため男性含めて多くのユーザーから好感を受けるデザインといえるでしょう。

 パワーユニットなどはミライース同様、KF型660cc直列3気筒NAエンジンの1タイプのみを設定。ただし車両重量が760kgとミライースより重くなっているので燃費は22.6km/Lとなっています。

 ただし走行性能はミライース同様、キビキビとした走りを実現。またソフトな乗り心地も心地よく、運転しやすいことも特徴です。

 グレードはシンプルに2タイプ。エントリーグレードの「L“SAⅢ”」はエアコンがマニュアル式となりフロントシートがヘッドレスト一体型となるなど、上級グレード「G“SAⅢ”」とは装備の差が大きく見えます。ただ、ミライースと違いどちらのエントリーグレードにもダイハツの先進支援安全装備「スマートアシストⅢ」が装備されていることはお伝えしておきます。

ダイハツの軽自動車【トールワゴン】

キャスト スタイル

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1600mm、ホイールベース2455mm

 車両本体価格:131万4500〜173万8000円

 2015年に登場したダイハツ・キャスト。デビュー時は標準仕様のスタイル、SUVテイストを備えたアクティバ、スポーティ仕様のスポーツと3つのボディバリエーションが存在したことも大きな話題となりました。

 残念なことに2020年のMCによりボディバリエーションはスタイルの1バリエーションになり車名もキャスト スタイルになっています。

 3つのボディを備えたデビュー当時のキャストはエンジンがNAとターボ(スポーツはターボのみ)、駆動方式もFFと4WDから選択することが可能で好みや使用状況に合わせて多彩な選択肢を備えていました。

 キャスト スタイルのパワーユニットはKF型直列3気筒エンジンが搭載されています。

 NAは最高出力52馬力、ターボは同64馬力を誇るエンジンで、トランスミッションはCVTが組み合わされています。

 また、気になる先進運転支援システムですがキャストにはダイハツの安全支援システム「スマートアシストⅡ」を装備。2017年の一部改良で「スマートアシストⅢ」へバージョンアップ。また、2021年にはオートライトが運転中には常時作動する改良が行われました。

 見晴らしが良い着座位置を備えた運転席には、左右ともにゆとりあるサイドサポートがあるシートを装備。運転席と助手席の間にはセンターアームレストが備わっているなど、運転しやすい工夫がなされています。

 後席の足元や頭上もゆとりある空間を確保。後席の前後スライド量は240mmで、後席シートは左右独立式に4段階リクライニング機構が備わっています。

ムーヴ

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm、ホイールベース2455mm

 車両本体価格:113万5200〜150万1500円

 1995年にデビューした初代ムーヴは軽トールワゴンのパイオニアとして大きな人気を集め、現在まで続くロングセラーとなっています。

 6代目となる現行モデルは2014年に登場。デビューからすでに8年近く経過しているため、ライバル車と比べるとやや古さを感じてしまいます。

 パワーユニットはKF型直列3気筒エンジンのNAとターボをラインアップ。インタークーラー付きターボエンジンは最高出力64馬力、最大トルク9.4kg-m。一方、NAエンジンの最高出力は52馬力、最大トルク6.1kg-mとなり、高速道路でのロングドライブなどではターボ車のパワーやトルクが大きなアドバンテージを得ますが、街乗りメインであればNAエンジンで走行性能に不満はないでしょう。

 室内空間はハイトワゴンだけに、大人がゆったりとくつろげる広さを備えています。リヤシートは左右それぞれにスライドやリクライニングが可能。長い荷物の収納に便利な「フロントサイドフラットモード」や後席片側を倒し荷室が拡大できる「ハーフラゲージモード」など多彩なシートアレンジを備えています。

 またラゲッジルームには大容量深底アンダーボックスを備えていることで、背が高い荷物を積載することも可能です。

ムーヴ カスタム

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm、ホイールベース2460mm

 車両本体価格:141万9000〜178万2000円

 ムーヴをベースにエアロバンパーやサイドストーンガードなどを装備し、プレミアム化したムーヴ カスタム。フロントグリルやアウタードアハンドルなどにメッキ加飾を施すなど標準仕様との差別化を図っています。

 とはいえ見た目や黒を基調としたインテリア以外、室内空間やシートアレンジはムーヴの標準仕様と変わりはありません。

 パワーユニットやシートアレンジなどは標準仕様同様。パワーユニットもKF型直列3気筒エンジンのNAとターボを用意しています。

 標準仕様同様にダイハツの先進支援安全装備「スマートアシストⅢ」も用意されていますが、ムーヴ カスタムには全グレードに標準装備されています。

ムーヴ キャンバス

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm、ホイールベース2460mm

 車両本体価格:149万6000〜191万9500円

 今年7月にフルモデルチェンジして登場した2代目ムーヴ キャンパス。

 エクステリアデザインはファニーな雰囲気を初代から継承。鮮やかな2トーンカラーが目を引く「ストライプス」とシンプルな外観の「セオリー」と2つのボディタイプを用意したことが2代目の大きな特徴です。

 またムーヴと名がつくモデルではありますが、プラットフォームはタントなどに採用されているDNGAへと刷新。パワーユニットもKF型直列3気筒エンジンを初代同様搭載していますが、ターボエンジンの最大トルクは10.2kg-mへと向上。

 NAエンジンもスペックこそ同様ですが、最大トルクが発生する回転数を5200rpmから3600rpmへと下げ、使いやすさが大幅にアップしています。

 その他、ムーヴと異なる点といえば初代同様、両側スライドドアを備えている点も挙げられます。スライドドアにはクルマに近づくと自動でオープンするパワースライドドア ウェルカムオープン機能や、ドアがしまった後に自動でロックを予約できるタッチ&ゴーロック機能を新たに備えました。

 初代から変わった箇所といえばメーターがセンターから運転席前方に移動したこと。先代ではメーターが設置されていたセンター部には9インチディスプレイオーディオ(スマホ連携)、もしくは10インチスタイリッシュメモリーナビを装備することができます。

 装備面の充実ぶりも2代目の特徴。USBソケット付きスマホ置きや保温機能付きカップホルダーなど、使い勝手が向上する装備が備わりました。

 また先代で好評だったリヤシート下の格納式収納「置きラクボックス」も引き続き備わっています。

 また安全装備も17種類の予防安全機能が備わった最新型「スマートアシスト」を装備。2代目は機能面、装備、安全性能それぞれで初代から大きく進化しました。

ダイハツの軽自動車【ハイトワゴン】

タント

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1755mm、ホイールベース2460mm

 車両本体価格:138万6000〜177万1000円

 4代目となる現行型が登場したのは2019年。2003年にデビューした初代は、全高1700mmと広大な室内空間を実現。現在では軽自動車の売れ筋となっているスーパーハイトワゴンのパイオニアとして大きな話題となりました。

 歴代モデル同様に現行型は広大な室内空間とBピラーレスのミラクルオープンドアを備え、とくに家族層に支持されています。

 リヤシートの前後スライドは240mmと広い調整量を誇るなど、タントの伝統とも言える利便性が高い機能を備えました。

 ただ先代と異なり、新型にはアンダーボディやサスペンションの高剛性化を図り車体の安定性や乗り心地を向上させた「DNGA」と呼ばれる新世代プラットフォームを採用。先代よりボディが約40kg、フロントサスペンションは約10kg軽量化されながら剛性がアップしています。

 パワーユニットはKF型直列3気筒エンジンを搭載。カスタムだけでなく標準モデルとなるタントにも最高出力64馬力を発揮するターボが用意されています。

 エンジンに組み合わされるのはスプリットギヤ式CVTで、どの回転域からでもスムーズな加速が味わえます。

 また16種類の予防安全機能が備わる「スマートアシスト」を全車に装備しました。

タント カスタム

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1755mm、ホイールベース2460mm

 車両本体価格:178万2000〜199万1000円

 ユーティリティ性能に優れたタントをベースに、精悍な見た目を備え差別化したタント カスタム。

 今年10月に行われたマイナーチェンジで、2ピースとなったバンパーまで広がるほど大型化されたフロントグリルなど派手さが増した意匠チェンジが行われました。これはユーザーからの「タント カスタムはもっと派手に、迫力を出してほしい」との要望が多かったことが大きな要因です。

 また内装も標準仕様とは異なり、黒を基調とした上質なカラーコーディネートで統一。タントよりワンランク上の高級感を備えました。

 ただ、パワーユニットやその他機能、室内空間の取り回しなどはタントと違いはありません。

 燃費性能もタント、タントカスタムともにNAが21.4〜22.7km/L、ターボが19.6〜21.2km/L(WLTCモード)となります。

 グレードはノンターボの「カスタムX」、ターボの「カスタムRS」をラインアップし、それぞれにFFと4WD仕様を用意。ホイールが15インチ(RS)か14インチか、ステアリングホイールが本革巻き(RS)かそうでないかなどに違いはあるものの、両グレードに装備の差は少ないため、ターボにするかNAでよいかがグレードを選ぶ基準となります。

ダイハツの軽自動車【SUV】

タフト

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm、ホイールベース2460mm

 車両本体価格:135万3000〜167万2000円

 世界的に広がりを見せるSUVムーブメントは当然軽自動車界にも及んでいます。ジムニーやハスラーなど、とくにズズキが軽SUVを引っ張っていますが、ダイハツが2020年にデビューさせた軽SUVがタフトです。

 直線基調の背高ボディに樹脂製のストーンガードを装備。SUVテイストを身にまとった個性的なエクステリアデザインがタフトの大きな特徴です。

 また雪道や悪路なども走破しやすい190mmの最低地上高を取ったこともタフなイメージをもたらしました。ただ、ジムニーほどの悪路走破性を備えてはおらず、ライバルとなるスズキ・ハスラーと同程度のオフロード性能といえるでしょう。

 タフト最大の魅力は開放感抜群のガラスルーフ“スカイフィールドトップ”を装備したこと。このルーフを全グレードに標準装備したことはハスラーにはないポイントです。

 また背高ボディを採用しながらも室内空間の広さを重視しているだけでなく、室内後部を用途に合わせフレキシブルに使える空間に仕立てたことも個性的。リヤシートは畳むことを前提にしており、収納時は完全にフラットなラゲッジフロアが生まれます。大きな荷物を積載するのはもちろん、運転席や助手席を倒すことで車中泊にも対応が可能です。

 リヤシートの背面やラゲッジのフレキシブルボードは汚れを拭き取りしやすい加工が施されるなど、レジャー時に嬉しい工夫も数多くなされました。

 搭載するエンジンはKF型660cc直列3気筒でターボとNAを用意。ターボは最高出力64馬力を誇ります。

タント ファンクロス

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1785mm、ホイールベース2460mm

 車両本体価格:172万1500〜193万500円

 10月に行われたタント、タントカスタムのマイナーチェンジに合わせ登場したニューモデル。タントをベースに最低地上高を高め、バンパーなどにガード風パーツを備えるなどSUVテイストを身にまとったクロスオーバーとしてタントファミリーに加わりました。

 タントやタントカスタムとは異なる専用のフロントマスクや前後バンパーを備えたことやルーフレール、ボディ側面に貼られたガード加飾を標準装備。さらに撥水加工を施した専用シートやダッシュボードにアクセントが加えられたことが特徴で、シート表皮も独自のカモフラージュ柄となっています。

 その他、プラットフォームやパワーユニットなどはタントやタントカスタムと同様。エンジンもKF型直列3気筒エンジンを搭載し、NAとターボがラインアップされているところも変わりません。

 ただし車両重量が増したため、燃費性能はNAが21.4〜21.9km/L、ターボが19.6〜20.6km/L(WLTCモード)となります。

 またボディカラーもタントやタントカスタムとは異なる8カラーを用意。2トーンカラーも5パターン(タントやタントカスタムはそれぞれ2パターン)となるところはファンクロスの特徴です。

 タント ファンクロスは8月に販売が終了したウェイクの後継的なモデルとなり、スズキ・スペーシアギアが最大のライバルとなります。どちらもアウトドアなどでの利用に便利な工夫が数多くなされているため、レジャーでの使用をメインに考えるユーザーにとって選択肢が広がりました。

ダイハツの軽自動車【スポーツカー】

コペン

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1280mm、ホイールベース2230mm

 車両本体価格:188万8700〜243万7200円

 現行コペンは2014年に登場した2代目。2代目コペンは多くのトピックスを備えていますが、最大の魅力は軽自動車にもかかわらず電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を備えていることでしょう。

 また独自の「Dフレーム」構造を採用したことで、ボディ外板をパネル化しデザインを変更可能にした「ドレスフォーメーション」もコペンの大きな魅力といえます。

「ドレスフォーメーション」とはその名の通り服を着替える感覚でクルマの外観を変えることができるシステム。ボディ剛性を外板パネルに頼ることなく基本骨格で確保する「Dフレーム」を採用したことで可能としました。

 この新構造を採用したことに加え外板パネルをボディとボルト締め付けで固定する方法を採用。通常の溶接とは固定方法が異なることで外板との着脱を容易にしたのです。

 またフロント&リヤフェンダーやフロントバンパーなどパネルの大部分を、樹脂製パーツとしていることも着せ替えを可能としています。

 2代目コペンに搭載されているエンジンはKF-VET型直列3気筒エンジン。最高出力64馬力、最大トルク9.4kg-mを発揮するこのエンジンに5速MTとCVTが組み合わされています。

 4気筒エンジンを積んでいた初代とは異なり、タントをはじめとするダイハツ車に搭載されていた3気筒のKF-VET型を選択した2代目ですが、ピストン形状の変更やバルブスプリングの強化をするなどの改良が加えられています。結果、スポーツカーらしい走りに適したパワーユニットに仕立てられました。

 コペンは現在、標準仕様といえる「ローブ」、SUVテイストを身につけた「Xプレイ」、丸めヘッドランプが特徴の「セロ」、7速スーパーアクティブシフト付きCVTなどを備えた「GRスポーツ」と4タイプをラインアップ。

 ホンダS660やスズキ・アルトワークスなどライバルとなる軽スポーツのライバルが消滅するなか、とくに貴重な存在となっています。

ダイハツの軽自動車の性能を比較

燃費比較

 ダイハツがラインアップする軽乗用車の燃費性能をまとめてみました。

先進安全装備比較

 ダイハツがラインアップする先進安全装備は最新の「スマートアシスト」、もしくは「スマートアシストⅢ」が装備されています。

 ただしコペンには先進安全装備が装着されていません。

よくある質問

ダイハツで安い価格帯のクルマは?

 昨今、高くなったと嘆かれる軽自動車の中でもダイハツには100万以下で購入可能なミラーイース(86万200円)をラインアップしています。ただしミライースのエントリーモデルには先進安全装備を装備することができないなど、デメリットが多いことに注意。

 その他、ムーヴやミラ トコットなど110万円台で購入できるモデルを用意しています。

ダイハツの軽自動車をお得に手に入れる方法は?

 軽自動車は新車購入時の割引が少ないことはご存知の通り。

 少しでも安く手に入れるためには自動車メーカーの決算期となり値引率が高くなる2〜3月に購入することがおすすめです。

 また未使用車を狙うことも軽自動車をリーズナブルに購入する方法と言えるでしょう。

※写真はイメージ

 ただ人気モデルが未使用車として流通していないことも多く、好みのグレードやカラーを見つけられないこともあるため購入までに時間がかかることが考えられます。

まとめ

 スズキとともに軽自動車のフルラインアップを構築しているダイハツには、数多くの魅力的な軽乗用車が存在していることがわかりました。

 今後、「DNGA」を採用した軽乗用車がどのように展開していくのかが楽しみであり、興味深いところです。