2017年7月16日(日)、幕張メッセ1〜3ホールにて開催された「ユーリ!!! on FESTIVAL 〜第12.1滑走 超超超超がんばらんば! ふんどしだょ!! シーズン直前!!! 長谷津くんちスペシャル!!!!〜」。豪華キャスト&久保ミツロウさん、そして、13000人のファンの皆さんが一同に集結し、TVアニメ「ユーリ!!! on ICE」への愛と、鋭意制作中の劇場版への期待を弾けさせた、まさに《祭り》なイベントになりました。

出演者の勝生勇利役の豊永利行さん、ヴィクトル・ニキフォロフ役の諏訪部順一さん、ユーリ・プリセツキー役の内山昂輝さん、エミル・ネコラ役の日野聡さん、ギオルギー・ポポーヴィッチ役の羽多野渉さん、クリストフ・ジャコメッティ役の安元洋貴さん、季光虹役の本城雄太郎さん、ミケーレ・クリスピーノ役の前野智昭さん、レオ・デ・ラ・イグレシア役の土岐隼一さんが、キャラの名セリフと会場へのメッセージと共に現れたところで、原案の久保ミツロウさん、司会を務めるテレビ朝日の三上大樹アナウンサーも登壇。諏訪部さんが一緒に登場したマッカチン(ティッシュケース)の中から手ぬぐいを取り出したり、夏らしいサングラスをかけていた久保さん、安元さん、日野さんのグラサン・トリオが並んだり、わちゃわちゃ楽しい雰囲気から祭りはスタートしました。

今回のイベントの大きな柱となったのは三部構成で披露された朗読劇! 「ふんどしだょ!!! 世界滅亡大ピンチ 長谷津くんちスピリチュアル!!」というタイトル通り、くんち=祭りを舞台にふんどしに次ぐふんどしなエピソードを展開し、会場をいろんな意味で沸かせました。「暗黒烏賊荒御魂」「ジャパニーズトラディショナルTバック」といったパワーワード満載です。

朗読劇前編のあとは、会場にも曳山(ゴンドラ)が現れて、キャスト陣で長谷津くんち王を決定するゲームコーナーへ! 豊永さん、内山さん、日野さん、前野さんのチーム勇利と、諏訪部さん、安元さん、羽多野さん、本城さん、土岐さんのチームヴィクトルに分かれて戦います。賞品が「佐賀牛10万円分」と聞いて盛り上がるキャスト陣。クールな内山さんが真っ先に反応したのが印象的でした。

ゲームには「ヨーヨー送り」「ただの型抜き」「ビッグ射的」といった体を使った祭らしいものもあれば、「長谷津マニアッククイズ」や「ユーリ!!! on FESTIVAL/1」という頭脳プレーが活きるものも。「ユーリ!!! on FESTIVAL/1」では内山さんが見事、13000人の観客の中からたったひとりだけに当てはまる条件を発見。会場中が「肉」力を感じた瞬間になりました。最終的にはチーム勇利が勝利! けれど、その一方で、諏訪部さんがヴィクトルチームのメンバーに「俺が肉20万円分、食わせてやるよ」とさらりと告げたので、「いろんな意味で負けたわっ!」と豊永さんが叫んだのでした。

ポポーヴィッチのジャパニーズ・ポエムが冴えわたり、現実のフィギュアスケーターたちの魅力にまで言及した朗読劇中編のあとは、告知コーナー。TVシリーズ全12話まさかの4DX上映決定の報や、7月21日よりタワーレコード渋谷展で開催される「ユーリ!!! on MUSEUM」に等身大のヴィクトルが登場するという報などが続きます。さらに、ここでフィギュアスケート世界女王メドベージェワ選手からの愛あふれるコメントムービーも公開! 「『ユーリ!!! on ICE』は、戦いとはどういうものかを見せてくる作品」と語るメドベージェワ選手……世界女王をして、そのように言わしめるこの作品の奥深さに、あらためて感心させられます。

そうしてステージは、朗読劇後編に続きます。和のモチーフを取り入れたプログラムにチャレンジしたいと選手同士が語りあう中で、勇利大好きっ子だったはずの南健次郎が別のスケーターに憧れているという話が上がり、それを聞いた勇利が闇落ちして……という、まさかまさかの展開。「暗黒烏賊荒御霊」に取り憑かれながら、目の前にある愛を再発見していく勇利。無事呪縛が解けたところで、TVシリーズOP「History Maker」のライブ映像が流れ、DEAN FUJIOKAさんから会場へメッセージムービーが届けられました。そして、DEAN FUJIOKAさんからバトンタッチされる形で、羽多野さんのライブへ。軽快なダンスと共にED「You Only Live Once」が歌い上げられていきます。

最後には、出演者それぞれから会場へ感謝を込めたメッセージが贈られて、熱すぎる夏祭りが幕を下ろしました。【取材・文=ワダヒトミ】